アリーヴェデルチ (ジョジョの奇妙な冒険 Part 5 黄金の風 アニメ版感想)

本当に年内に第5部を見終えた(白目)

第5部は一番精神にダメージを与えてくる そう思った 。

はい、面白かったですが悲しくて。

今回は重要なネタバレなしで書きました。
好きなキャラ、幽波紋名などを載せているので(本体名は伏せていますが)、そういうネタバレはありますが物語の核心には触れていません。

目次

 


第5部は、またデカいスケールに戻ったの楽しかったです。第4部の小さな町で起こる事件の話から、イタリアのギャングの話へと
第4部もめちゃ好きだけど、ジョジョで描かれる外国が好きなので。

第5部はジョルノ・ジョバァーナがギャングスターになるために、先輩ギャングのブチャラティとその部下たちと共に、組織で上を目指していく物語。

なにその話ジョジョなん?という感じで始まるが、もちろんそう単純にはいかない。第5部では引き続き矢が登場してます。

第2部からずっと、前作の主人公が登場する、っていう流れがありましたが第5部は無し。第4部の主人公は東方仗助だけど、彼は一回も出てこないので。
承太郎と、露伴にやたら気に入られている人が前半に少し出てきますが、もうそれ以降出ない。

透明の赤子も出ないよ!!!!!うん!!!まあ第4部から2年後の話なので、まあそうかな!て感じではあるが!

でもね~~~
ものすごく最後の方に「おいおいおいおいおいおいおい○○じゃねぇか!!!」という事はありました。めちゃくちゃ喜んじゃったじゃないか馬鹿野郎がよぉ…(泣いてる)

そんな色々な驚きがあるくらい、第5部が一番事前の情報なしで見たかもしれない。
他の部は一部がネタになってたり、テレビでストーリー解説を聞いちゃってたりで知ってる部分などもあったんですが(ワザップジョルノだけは知ってたがまったくネタバレにならない為セーフ)
第5部では唯一、youtubeでフラフラしてる時に見えたタイトルで、誰が死ぬか一人だけネタバレしてしまってたんだが。それでも悲しかったよちくしょう。

これで現在アニメ化されてるジョジョは、本編はすべて見ました(岸部露伴は見ていない)。

結論としてアニメ化されてる本編全部面白いじゃん、になりました。
かなり長いしそれぞれのストーリーがあるので、一つくらい合わないのがあるかなと思ってたんですが。そんなことまったく無かった。

 

第5部で面白かったところ


ブチャラティ、ですね。
ブチャラティとジョルノの位置関係。

あとは運命というものの描き方と、荒木飛呂彦的未来史ならぬジョースター史みたいな構成が好きだ。

ブローノ・ブチャラティ

今までは主人公を中心にみんなの心が一つになっていたが、第5部では精神的支柱は常にブチャラティであり、ジョルノとブチャラティの部下たちは絆を深めてはいくんだが、それでもずっとブチャラティが要になっている。
そしてジョルノはただ者ではないセンスで仲間たちに認められていくんだが、特に中盤で大きな決断を迫られた時も、仲間たちの決断の元にはジョルノというよりブチャラティへの信頼があっただろう。

それが面白かったです。それでもジョルノの存在が小さくなる事はなく、主人公としての立場は維持している。
この関係性がすごく新鮮だし、儂は好きだ。

ブチャラティ、最初に登場した時は汗を舐めたりしててヤベー奴なのかと思ったがいつの間にか超まともで尊敬できる人物である事がわかってきて、もはや最初に見たのは幻覚だったのかとすら思う()
頭に虫ついてるし…(虫じゃねぇ)

で、この関係は単純にジョースター家の者って訳ではないジョルノだったからこそ成り立ったのかなと。
こいつは何者なんだ、という状況で進んでいく主人公だからこそ。
後半のオープニングでそのポーズをするんじゃあねぇ!!!!!とは思いましたがw
心配していたような事はなくてよかったです。
ジョルノかっこよかった。15歳でこんな戦いするなんてすごすぎるぞ。

運命の描き方

運命に勝つ、運命も打ち破る、ていうメッセージは第4部よりも複雑な描かれ方になったと感じた。
一転、決まった運命もあるというような演出もあった。が
そこだけ見るとそうなんだが、荒木飛呂彦が言いたいのは単純にそういう事ではなく、運命に対抗する姿をより現実的に描きたかったのかな、と。そう推測する。

第4部のような運命の打ち破り方は、現実的には大抵起こらない。傷つけられたまま、失ったままになったりする(だから第4部がつまらんという事ではない。物語の中で打ち破ってくれないと、それを見ているワシらも力が出ませんから。第4部は第4部でいいのだ)。
だが第5部では避けられないような困難に直面したとしても、自分の行動次第で何かを変える事はできる、っていう希望を描いているのかなと思いました。
理不尽な出来事や苦難に対して、それが運命といえるものだったとしても、その中で進もうとすれば何かが変わるかもしれない。
たとえ自分は死んでも何かが変わるかもしれない。
単純な結果としては現れなくても、自分が信じて貫いた事が、その先のことを不運から幸運に変えるきっかけをもたらすかもしれない。
そうして信じて貫く行動が大切なんだ、ということを描いているのかなと感じました。

荒木飛呂彦的未来史ならぬジョースター史が好きだ

それ以外には、ストーリー運びがきれいだと思いました。
流れは一貫していて、ただ第3部のようにずっと同じ目的ではなく途中で転換があるんだが、主人公たちの目指すところはブレない、という進み方をするのがすげーと思いました。
途中で目的が変わってしまうというより、自分の信念と目指すところはブレずに進んでいくのが良かったです。

荒木飛呂彦の考え方やストーリー構成術が部毎に進化していってるのを感じるというか。
これは同じ時系列を共有しているが、別々の時点の、違う主人公の話として描いているからこそ感じられる事だと思う。

SF作家は未来史といって、未来の歴史という体で同じ時系列や世界観を共有したシリーズ作品を書くことがあるが、ジョジョも構造的にはそれにかなり近いと思う。
未来ではないだけで。

これが一本の完全に連続した長編ストーリーだったら、仕切り直しはほぼ不可であろうから、書いているうちに技術が向上してきて、もっとこういう始まりにしてこのように流れを作り、こういうエンディングに着地させれば良かったと後々思っても出来ない。
連続した話の始まりを変えることはできないし(不可能ではないが)、流れをいきなり急カーブで変更するのは現実的ではない。

でもジョジョは一応各部毎にそのストーリーが完結しているので、新しい部ではまた始まり、展開、結末を再構成できる。
見ている方としても、新しい部に新鮮な気持ちで入れる。

第5部まで見てやっと、この構造そういえば未来史ぽいと気付いて、余計に好きになりました。

まあただ同じ時系列、いわゆる正史なのに、過去作のキャラクターを雑に扱われたりするとどうやったら人を地獄に突き落とせるのか考えてしまうくらいの怒りの感情が湧いてきたりするんですが(息継ぎをしろ)
だからそういう事をしないシリーズものは神だと…思いますね…はい。

ジョジョの場合どう言えばいいのか。それ以上言うと別のネタバレになるのでやめますが…まあ創造神は作者ですから、それ以外に正史は無いが、雑なことはしないでくれぇえええええええ!!!!!と願います。
そういうことがあったとしても、好きな作品をそれだけの理由で完全に嫌いになったりはしませんが。
オリジナルの作者がすでに亡くなってるとかだとヤバい方向にいく可能性が高まるが、ジョジョはその可能性の心配はないですね。たぶん儂よりも荒木氏のほうが長生きすると思うので(確信)

 

第5部で好きなキャラ


グイード・ミスタ。

なぜか。理由はいろいろある

声が鳥海浩輔
眉毛が太い
4に敏感なのがメンドくさい、けどちょっと気持ちがわかる
幽波紋がかわいい
幽波紋がかわいい
まっすぐ人を助ける奴は好きだぜ
6人の中で一番服装が好き
腹がエロい()
トリッシュ
しぶとい
幽波紋がかわいい

…いろいろ好きです(いろいろおかしいが???)
でも清潔感はもっと大事にしてほしい(そこ指摘するんか)

今までのジョジョはキャラクターにバリエーションがあり、そこもすごく好きだなと思っていた。容姿も性格もすべて含めて。
第4部の億泰とかすごく好きだ。あんなナリだけど兄貴の意見ばかり当てにしていて、俺様的な性格じゃなく実はけっこう自信なかったり。そんなとこも親近感を感じられるし、真っ直ぐすぎる心が好きだ。

でも第5部はなんだみんなイケメンかよ!?!???とちょっと思っていた。
なんか華やかすぎて戸惑うぜ…という感じだった(遠まわしに億泰を傷つけるな)
いや億泰みたいな親近感を抱けるホッとする顔…
(億泰は見た目だけで言えば全然ホッとしないが人格がわかってればホッとする)
ホッとする顔が!必要だと!!思ってたんすよ深刻に。
最初はそう思っていた。

でもだんだん、わかった、この中ではミスタだなと(何が?)
ジョジョは一見そうではなさそうな奴も、この立ち位置に置かれることがあるのでやっぱストーリーを見てみないとわからないんだよね()
この立ち位置とは何なんだっていうのが、単純にギャグ担当というよりは、雑に扱われる担当というか(ええ…?)
歴代ジョジョを見るとけっこうこの位置のキャラが好きだったりするなと思った。

ミスタは、どうしよう髪の毛なかったら問題もある(問題て言うな)
ミスタは頭部を完全に覆う帽子を被ってるんだが、ここから髪の毛が1ミリも見えないし絶対に外れないんすよ。
…無かったからといってなんなんだい?ミスタの人格になにか影響あるのかい?無いだろう?
でもあれ帽子だと思ってるけど実は髪の毛かもしれない()

だからミスタが居てよかったなあ!と(きっとミスタは嬉しくないだろうよ)
いや見た目と声に加えて、そういう立ち位置やら、自分の心にまっすぐに生きる所、自分のやりたいことを理解していてシンプルに行動する所だとか、ピストルズたちと仲良くしてるところなど
そういうのをいろいろ見ていくうちにミスタ好きだと思ったわけです。
能力発現後は銃弾の操作は幽波紋でやってるわけだが、拳銃さばき上手いのは素直にかっこいいし。

ミスタの幽波紋はセックス・ピストルズというんだが、たぶん今まで出てきた幽波紋で一番好きです。
かわいすぎないか!?!????無理だ。

幽波紋なのに何故かそれぞれ人格があって喋る。ごはんも食べる。
自分の精神が現れたもののはずなのに。いや生命エネルギーか。それでも基本幽波紋に人格はないはずなので原理がよくわからないが、かわいすぎるのでどうでもよくなってしまう。それが狙いか…()

儂は基本、グループの中で年長メンバーを好きになる傾向があるので、年長じゃない18歳のミスタを好きになったのは自分でも意外だったが、ブチャラティとアバッキオも好きです。
とか言ったら全員好きだが、見た目とかそういう年齢の感じでいうと、年長メンバーの落ち着きとかバックグラウンドが切なくて良いよなあ!!!悲しいけどよお~~~!!!て話です。

アバッキオの、見た目は他人無視で己が道を突き進んでそうなのに、実際はあまりにも辛い過去があり、望みはブチャラティについていく事っていうあたりがグッときます。
最初のOPの Fighting Gold を一時停止した時、たまたまアバッキオのところで止まって初めて気付いたんだが、最初の落ちた砂が過去のアバッキオの顔だった。その時ちょっと泣きそうになった。

 

第5部で好きな幽波紋


総合的にはミスタのセックス・ピストルズが一番好きですが、それ以外では

【かっこいい枠】 ムーディ・ブルース、パープル・ヘイズ、スパイス・ガール

【こわい枠】 グリーン・ディ

【かわいい枠】 メタリカ

【デザインが好き枠】 ブラック・サバス

【名前がかっこいい枠】 ミスター・プレジデント

て感じです。本体名を書くとネタバレになるやつもあるので幽波紋名のみに。
ムーディ・ブルースめちゃ好きです。原作マンガでどう表現されていたものかは知らないんだが、アニメでの音がかっこよすぎる

グリーン・ディはジョジョに登場する幽波紋名のなかで数少ない、名前知っててかつ曲もちゃんと知ってるバンド名由来の幽波紋!!!だったのに、超こわい幽波紋にされてて笑いましたw
ジョジョの幽波紋名の由来になってる海外バンドは古いやつが多いんで、名前はわかるわ、くらいなんすよね(連載当時は古くなかったのかもだが)。

しかし好きな幽波紋リスト、これ、第3部や第4部でも書けばよかったなァ…記憶が薄れてないうちに(薄れるの早すぎだろ)
リストにはしないが、第3部で一番印象に残ってるのはミニシルバーチャリオッツ。かわいすぎる。
第4部はエコーズかなあ。やっぱいろいろ特異なので。あと幽波紋デザインは登場しないタイプだけど、ラブ・デラックスっていう幽波紋名はすごく好きです。

でもとにかく第5部に出てくる幽波紋は総じて見応えがあった。
第3部並にいろんな幽波紋が出てきて、さらにデザインが洗練されてきてるのがすごく良かったです。第3部の幽波紋はかっこいいというより可愛い感じでそれも好きですが。
第5部は、ジョジョに抱いているイメージどおりのデザインて感じでした。

ムーディ・ブルースの音をずっと聞いていたいィィ~

 

まとめ


第5部も第5部で面白かったです。

はじめて組織の中の主人公っていう形で描かれ、リーダーが別の人物(ブチャラティ)、幽波紋の描写もグレードアップ、そして今までより複雑化はしたが、よりオリジナリティのあるメッセージ性(運命の表現)。
ギャングだが、それぞれが色んな事情を抱えてギャングになり、正義の心と人を想う心を持っているという熱いストーリー。
キャラクター的にもストーリー的にも見応えがありました。

儂はイタリアは好きだが、ゴッド・ファーザーとかマフィアやギャング系の話はそんなに好きじゃないんだが、ジョジョ第5部は面白かった。

やっと…見ていなかったアニメ版ジョジョ本編をすべて見た…
見られて良かったです。

それで、結局アニメでどの部が一番面白かったんだよ!!?!???

というと、第2部かな………

全部見て、それでも第2部かよ!!!!!そうです。
ジョセフ・ジョースターの意外性と、今では絶対こんなん出てこない!!!と思うような敵、シリアスなのに笑っちまう、でも緊張感が台無しにならない、なぜだァアーーーッ!???!?後半最後のクライマックスまでそれが続く謎の面白さ。
とにかく未体験。新鮮でした。

正直あとは順位はつけられない。それぞれの独自の良さがありすぎるので。
見たあと、それぞれに違う満足感がある。
第6部アニメはまだ完結してないので、完結後、やっぱり最初にジョジョに触れた第6部のアニメが一番好きになった、と思うかもわかりませんが。

そしてこれでやっとココロジョジョル第1部~第5部メドレーを聴くことができた。

晴れて!!!!!その結果…

ものすごい深い感動が押し寄せて清々しさすら感じましたありがとうございました

話が長いが最後に、第5部までのストーリーを把握した上で、改めて第6部を読み返した。読み返して、自分の記憶に驚愕したという話を書いたんだが、やっぱ長すぎたので記事を分けました。

改めてジョジョ第6部原作を読み返して自分の記憶に驚愕した

これでやっと、ジョジョの正史をだいたい把握できた。
第7部以降は読んでないしアニメ化もいつになるかわからんが…アニメ化したら見ます。

とにかく今は第6部のアニメを最後まで見るのが楽しみです。
リアルタイムでジョジョアニメ見るのは第6部が初めてなので。

第6部ジョジョルも大きな楽しみです!!!!!(大声を出すな)

最後にOPを貼っておきます。
Fighting Gold も 裏切り者のレクイエム も両方好きだなァ
第5部もCGオープニングじゃないんだが、見終わってから考えると結局第4部のOPもEDもアニメーション全部良かったし、第5部OPアニメーションも好きです。特に Fighting Gold は切なさとかっこよさが共存していて良いッ!!
裏切り者のレクイエム は最初の歌詞が最高にかっこいいッ!!!
(しかしやはり公式のOP映像が無いッ!!!!!)

 

投稿者: Ugo

Eager for the world of other sun.