サイバーパンク2077、とりあえずクリア、です。
ただとりあえずと言いつつ、この時点でエンディングをすでに4種類見たのでそれを踏まえた感想です。
このゲームをプレイしてよかった。
エンディングに触れるので中程度のネタバレとしておきますが、結末の内容がわかるような核心ネタバレ等はありません。
補足説明なし完全既プレイヤー向けメモ感想ですが、ネタバレ版は下記記事↓をどうぞ
クリア後ネタバレ感想【ただPC版 Cyberpunk 2077 を完全初見プレイ 番外編】
前回 疑似エンドトライジンの用量を守りましょう【ただPC版 Cyberpunk 2077 を完全初見プレイ 12】
記事一覧 完全初見 Cyberpunk 2077 プレイ日記一覧
目次
※
またなげーな()てことで、主要な感想は★マークの項目だけ読めば大丈夫なように書いてます。
記事全体としては、メインストーリー完了、プレイ日記の最後として、ネタバレ回避範囲で出来るかぎり言いたいことを書きました。
自分のプレイ設定とクリア時のデータ
▶ Vの性別 男性
▶ ライフパス ノーマッド
▶ 難易度 ノーマル
▶ 照準アシスト オフ
▶ 言語 日本語
▶ クリア時のレベル 37
▶ クリア時間(Steam上の表示): 約60時間
メインクエスト以外に、サブキャラのクエスト等は気付いてなくてできなかった1人を除いて3人分完了させ、ジョニーのもブシドーXの先までやり、1回目のエンディングを見終わった時点がこれでした。
そのほかサブクエはペラレスのを終わらせた以外、特段長いものはやってません。
喧嘩クエストはレベル上げしてからやりたかったのと、クレアのレースは2戦目がバグで出来なくなって止めました。
レースクエスト以外は深刻なバグは無かったです。
進行状況 / 前回までの話
ある重要人物との面会を前に、Vはジュディやパナム、そしてジョニー、ローグと時間を過ごし、今までは語っていなかった心の内を話したり、逆に彼らからも心情を伝えられる。
そのなかでジョニー・シルヴァーハンドとの信頼関係も変化する。
そしてVは自分を救うための作戦をジョニーと共に実行する。
これは自分のための作戦でもあるが、これまで自分を助けてくれた人、そしてジョニーや彼が大切に思っている人たちが、過去と対峙するための作戦でもある。
しかしアラサカ社から Relic を盗んだその日から、この長いようで短い時間の中で出会ってきた人々、彼らの想いをすべて遂げるのは難しいのかもしれない。
Vは自分のため、もしくは誰かのために、何を選ぶのか選択を迫られる。
感想 楽しかった、ありがとう
めちゃくちゃ、悩みました。
Cyberpunk 2077 面白かったです。
面白かった、けど、1回クリアしただけだとなんとも言えないな、という思いになりました。どれを選んでも1週目はそう思ってしまうのか、それとも自分が選んだものが合わなかっただけか。
いまこの文を書いている現時点ではわかりません。
と、何度も何度も書き直して
どうもまとまらなかったので、最初に選んだエンディングに加えて
ほかに3つ、合計4つエンディングを見てみました。
1つを除きラスボス戦やり直さないといけなかったのでクソめんどくさかった()ですが。でも、そうしないと感想書けなかったので。
結果的に、一言で言うなら
エンディング以外はとてもいいゲームだった
という気持ちです。このゲームをやってよかったし、こんなゲームを作ってくれてありがとうと思ってます。
最大限多くのプレイヤーが満足する大作ゲームを作るってマジで難しいことだとは思いますが、とても高いクオリティだったと思うし、同時に、自分が好きになれるゲームでした。
予想を超えて、深く思い出に残るゲームになったことは間違いありません。
それはほんとに驚きです。自分の趣味的にはやっといたほうがいいかな~くらいで始めただけだったのに。
まあゲーム会社やゲームタイトルで無条件に遊んだりとかは精神衛生的によくないので()もうそういう事をしたいわけじゃないけど、思いがけない良い経験になった、と確実に言えます。
サイバーパンクな世界観の作りこみも
SFというものをゲームのあらゆる部分で存分に活かした作りも
キャラクターも
日本語吹替も
ほんとに素晴らしかったです。
エンディングが…てのがあるためにストーリーを全部肯定できないが、それ以外のストーリーはほんとうに惹き込まれたしよかった。
なので、一言でいうと「エンディング以外はとてもいいゲームだった」て訳です。
だからこの後どうのこうのと感想は正直に書きますが
まず最初に「楽しかったよ、ありがとう」って思いがあることをご了承いただけると幸いです。
どのエンディングがよかった?
そういうことで合計4種類のエンディングを見ましたが
結局は自分が1番最初に選んだエンディングが、一番よかったです。
ほんとうは最初にこのエンディングを見て、納得いかねーーーーー…めちゃくちゃ落ち込むしなんか今までやってきたことが…意味ないみたいな気がする…なんでやねんもう嫌…
と思ってた(めちゃくちゃ嫌がるじゃん)
でも他のと比べた場合には、やっぱこれが一番マシかな、という感じでした。
自分がイメージしてきたV
自分がやりたいと思ったことを実現させようとなるべく努力して
なるべく全員が幸せでいられるのはどの世界なのか
と考えての判断で。
そして4種類やってみてわかったが、1回目にどれ進むか3つのうち2つで迷って選ばなかった方のルート、それがほぼバッドエンドと言っていい展開だったので、選ばなくてよかったです() あぶねー…
実況動画を録ってたので1回目にガチヤバいやつ引いたら死ぬという危機感があったのと、まず最初に選ぶならやっぱこっちなのかな、と思ってそれにしてセーフでした。
その上で 1回目のエンディングはどうだったか
やり終えた直後の正直な感想は前述通り、納得いかなかった。
理由は2点。
・そこがどうなるんだ、とずっとそれを気にしてストーリーを進めてきたことが、固定描写じゃなく選択肢だった
・結末の描写がボカしてあった
プレイヤーのV像は一つじゃないので、想像の余地を残すことは重要だと思いますが、余地が残されすぎていたというか。
自分が見た4種類以外にもエンディングがあるんだろうし、そこまで分けるならそれぞれもっと違う結末にして、もうすこし明確に描いてもよかったんじゃないかと思った。
もちろん、どういう角度で見るかによって大きく違う面もある。けど、本質的には変わらないような。
少なくとも、自分が求めている部分では全部ほぼ一緒という感じでした。
でも、その1回目以外の結末の一つでは、固定描写であってほしかったことが実際に固定描写だった。
それ自体が良い描写だったし、それを踏まえて1回目の最後を見ると、めっちゃ切なくなるようなものだった。
本当に、そう思ってくれてたんだな…というか。
なんだよ両想いかよみたいな(もちろんネタバレ回避で茶化して言ってるだけで恋愛どうのの話じゃないですw)
なので、直後はなんで…と思ってたものの最終的に比較したら1回目が良かったのかなと。思ったということで。
とはいえその感動が1つのエンディングにまとめられていなかった事が不満です!!!!!!!!!!!(急に大声やめて)
これは単なる怒りというより、すっげーいい固定描写なのに、なんでこれを(特殊エンドみたいなの以外の)全部のエンディングに入れなかったん?
という残念さ。だってこれが1回目に見たエンディングで描写されてたら、泣いてた可能性ある()
だからその残念さと、その解釈を得るのになんでこんなやり直しをしないといけないんだ(^ω^)意地悪すぎないか(^ω^)という助けてくれの気持ちで、比較して強いて選ぶなら1回目のやつだが、総合評価としてエンディングが良かったとはいえない、と思ったって感じです。
一長一短あるが、このゲームはすごくこだわって作られてる。
だから自由なゲームには見えるし実際そうな部分もあるけど、制作陣の「こうしたい」というビジョンが明確にあるのだろう、と思います。
そして世の中には、ゲームのコンセプト的に考えれば当然プレイヤーが決めていいはずの自由を奪うくせに、何をしたいのかはよくわからないゲーム、てのもあるわけで()
それに比べれば、こうしたい、という一貫性は感じることはできたのでそれは良かったです。
支離滅裂なよりは、たとえちょっと合わなくても「これがやりたいんや」と言われたほうがまだ良いと思いました。自分はですが。
V、そしてジョニーの物語はどうなったのか。
当然ネタバレなので言えないけども、クライマックスの演出とかストーリーは最後の見せ方と結末以外はほんとによかったと思うし、やり応えがありました。
どういうV像でプレイするかは人ぞれぞれだが、仲間のキャラとか縁のあるキャラを大切にプレイしたい人にとっては、苦さも本当にあるけど愛を感じられる作りになってるなとも思う。
一見冷たくて過酷な世界に生きなければいけないゲームに見えて、単に恋愛とかだけの意味じゃなく人間的な愛情てものを持っている人も確かにいて、それが最後まで貫かれていた。
SFというと殺伐とした世界観を思い浮かべる人もいるかもしれないけど、Cyberpunk 2077 には人間性や愛情っていう血が通っていて、それがアツかった。
自分的にはSFといえばやっぱこれだよな、という人の描写。
そこがよかったし、それらのキャラクターの描き方に Cyberpunk 2077 独自のオリジナリティもあると思いました。
もし今まで未プレイだけど記事を読んでくださった方がいて、Vとかジョニーのことを気になるなと思ってくれたら、是非このゲームを遊んでみてほしいなと思います。
そんなエンディング微妙とかビジョンどうのあるならなあ…と思われちゃうかもしれないが、それは好みの問題だし合えば最高の体験になると思います。
もし合わなくても一回プレイする価値のあるゲーム、一度会ってみる価値のあるキャラクターたちだと思いました。
アサシンクリード好きな人にもおすすめします。
この2つが似たようなゲームとは言わないが、アサシンたちが自由のために戦うことや、自分の信条のために戦う、というコンセプトとかが好きな人には共感できる要素もあると思う。
メインストーリーを終えての全体的感想は、こんな感じです。
あとはもうちょい細かく分けて書いてみます。
目次のすぐ下に書いたとおり、まだあるのかよなげーな()と思われた場合の区切りがここです(草)
これ以降は、自分が書いておきたいこと等。
項目で分けてみる感想
総合的ゲームシステム ★★★☆☆
アクション ★★★★★
ビジュアル ★★★★★×100 説明不要
ストーリー ★★★☆☆ (キャラクターは★★★★★)
ロマンスおよびクィア表現 ★★★★☆
日本語音声 ★★★★★
こんなのを全部読んでられねーという人向けのざっくりまとめ
▷ Cyberpunk 2077 はSF好きなら一度はプレイする価値のあるゲーム。
▷ オープンワールドアクションRPGだが、アクション要素多めで、ストーリー主導感も強いのでストーリー迷子になるのが不安な人やでRPG苦手な人も大丈夫なはず。
▷ ただ選択肢と固定描写に神経質な人は、イラつく事もあるかもしれない。
▷ クィア目線のロマンス要素は、自由な世界なわりに相手が絞られてるため、その相手を気に入るかはプレイヤー次第。だがもし好きになれば、良い体験になるはず。
主人公を女性・男性どちらにしても、異性愛ロマンス、同性愛ロマンスの選択肢があります。
(両性愛でどちらの関係も試してみるというか、関係の複数進行は可能らしいがその結果どうなるかは不明)
▷ 性的な描写はけっこう(けっこうとは)
暴力描写の是非をおいとけば、アサクリなら人が見てる場所でもギリできるだろうが、このゲームは無理。そういうことです。
▷ 個性的なキャラ描写◎。性的描写やロマンス表現では、ただし、的なこともなくはないが、単にストーリーの登場人物としては、色んなおもしれー女とかおもしれー男、盛り沢山。
1マイクロ秒も待たないで彼らに会ってみてくれ、てくらい良キャラ祭りです。
▷ 日本語版音声も豪華声優陣。安心感動最高クオリティ。
て感じです。
もうすこし詳しく、という奇特な方はスクロールしてください。
丁寧語だと余計に文字数多くなるのでレビュー風文体でいきます(あ、はい)
総合的ゲームシステム ★★★☆☆
オープンワールドアクションRPGとして遊びやすい。
サイバーパンク感を醸し出しつつもスッキリしたUIやマップも見やすく、ファストトラベルも充実していて良い。
ロード時間はクソロード長長ゲームで感覚麻痺してて正常に評価できないが、不満なし。
ゲーム開始時のロード画面は凝っててむしろ「見たい」と思うくらいのものだったし、ゲーム中ロードもナイトシティの景色や小ネタが表示されるなど工夫されてるのが◎
セーブデータ数の上限も驚くほど多く(正確な上限不明)、1週目終わるまで上書きの必要なかったのもありがたかった。
最初は出来ることが多すぎて訳がわからなくなるが、ストーリーの立ち上がりをやりつつ、チュートリアルクエスト的な部分でプレイヤーに慣れさせていく配慮を感じたのでよかった。
人に話しかけるボタン、みたいなものが無く、話せる場合は近づくと選択肢が表示されるシステムも助かる。
たまに角度的に表示が出なかったりして手こずったが、自分はRPG苦手で話しかけるという作業が一番めんどくさいので、一手間省いてあるだけでもだいぶ楽だった。
このように書いたら★4または5が妥当と思うが、自分は選択肢と固定描写のバランスというものに神経質で、選択肢で大きく気になることがあったのはゲームシステムと合わなかったと考えて★★★☆☆としました。
アクション、身体強化、ネットランナー ★★★★★
基本は”アクションをしながらストーリーを楽しむ”てことが好きでアクション単体にこだわりがある訳じゃないから甘い評価かもしれないが、楽しかった。
SF世界の街中で戦うFPSて感じで、CoDキャンペーンの都市部で戦うの好きな自分的にはとても好みだった。あとそれぞれの銃のリロードモーションがめっちゃ好き。
自動回復+時間で補充される回復薬も楽で感謝。
そういうとこはRPGというよりアクション寄りでよかった。
ただその武器に関しては、基本的により上位のものを購入か入手していく感じで、強化のハードル高いのがやや面倒だった。あと武器が全部高すぎた()
一つの武器が、ストーリーの区切りに一回もろもろの身体強化するのにかかるのと同じくらいの値段。きつい。
でも購入額が高いのに比例してか売却額もそれなりにいい値段で(10分の1程度ではあるがバランス的には妥当かと)
武器拾う=金て感じで武器入手はけっこう嬉しかった(亡者か)
いやお金ないと身体強化できないので…
身体強化
これに莫大な金がかかる()
ただこの強化パーツ自体の見た目から能力まで凝っていて、サイバーパンクらしい身体改造を自分でやっていけるのがめちゃくちゃ楽しかった。
体内に組み込むのでほとんどのパーツはVの外見を変化させないが、クロームまみれになってくると自分の心情的にサイバーパンクしてるな…という実感がわいてきて戦闘もワクワクした。
ネットランナー
おそらく Cyberpunk 2077 で一番個性あるのが、機械や身体改造している人間のインターフェイスをハッキングする、というアクションだと思うけども、これも面白かった。
幅広い能力を使いこなせたわけじゃないが、機械の目でスキャンして人間をハックするのは何回やっても楽しめた。カシャっていう起動音も好き(草)
ストーリー ★★★☆☆
Cyberpunk 2077 のストーリーに星をつけるのは難しい。
★★★☆☆としたけど、細分化するならば
キャラクターが魅力的かどうか?は★★★★★
強いて言うなら★4.5だけど良いキャラ祭りなので四捨五入で5。
そして”クライマックス直前までの”ストーリーは★★★★☆。
すごく楽しめた。でも大きな衝撃を受けたとかじゃないので、不満は全然ないがもっと上があるかもな、という事で4。
巨大企業の支配と格差社会のディストピアを舞台に、その弱肉強食の世界に魅せられる人間も描くことで陰鬱なだけじゃない一発逆転の光や夢、自由、フロンティア的な面も感じられる。
出会う人々は様々だが、身体の機械化が普通になっても誰かを大切に思う心や人間的愛情は確かにそこにある。
そのカオスであがきながら、主人公は命の危機に直面して、こうしている自分はほんとうに自分なのか、という自己や人間性を問うストーリーが展開する。
これらがひとつにまとまってることが、めちゃくちゃSFならではで良かった。
クライマックス直前までがそんな印象、で肝心の
クライマックス、というかその表現方法が★★☆☆☆くらい。
これ以降は先に★感想項目で言ったこととも重複するが
前述通り1回目のエンディングはいやこれ…という微妙な気持ちになり、
他の3つを見て、結果的に1回目のエンディングがよかったと思い、
他の3つで得た情報によって、最初は不満だった表現の一部はそういうことなら…早く言ってくれよと泣けたりした。
しかし、エンディングを4つも見ないと理解できない結末ってのが面倒すぎる気が、してしまった。
そういうとこは好き嫌いが分かれると思う。凝ったエンディングを色々見られるので、そのなかのどれかで満足する人も勿論いるかと。
自分自身、そんな結末を複数用意しているのは素直にすごいと思ったが、個人的にはどうしても固定描写にしてほしいことがあって、それがエンディングにより固定描写または選択肢描写、という変化が出るのがどうしても嫌だった。
それに自分が重要視するものの視点から見ればだが、エンディングの種類があるものの本質的なことは変わってないのでやり直しの意味がな…とも思ってしまった。
以下は実際のストーリーには関係ない例え話だが自分の心境はこんな感じだった。
幼いきょうだいと恋人どっちかを殺せば残りを助けるよ、みたいな選択を絶対に選ばないといけない状況になり、恋人を殺す決心をしたが、いざ助けに行ったら恋人が自殺していた。みたいな。
恋人はどんな思いで自殺したのか、それを知ることはできない。
そして、せっかくきょうだいを助けたのに、もう家族団欒は戻ってこない。
みたいな。嫌だぁあああああああああああああああ
とにかく1回目のエンディング見たときにそんな感じになり、嫌すぎて3つも違うエンディングを見た結果、”恋人”がどういう思いだったか?を部分的に知ることができた。
でも、その情報を得られたエンディング自体はそれもそれで自分的に納得いかない部分もあり
そんなに苦しまないと教えてくれないのか?
みたいな!!!!!!!!!!!
って気持ちになったんで最終的に評価するなら★★★☆☆という感じで。
ロマンスおよびクィア表現 ★★★★☆
良い点
・男性・女性どちらの主人公にも名前ありの、異性愛と同性愛のロマンス相手が一人ずつ居る
つまりそうした場合に話がどうなるかは不明だが、両方を受け入れればバイセクシャルも可能(?)
・トランスジェンダー女性キャラが居る
・男性のセックスワーカーとゲイセックスができる(超過激ってことはないが成人向け表現で)
気になる点
・ロマンス相手の性的指向が固定されている
つまり相手が男性Vに2人、女性Vに2人と設定されているわけだが、例えば女性Vのための相手と男性Vは出会いはするが、ロマンスできない(女性Vのための相手はレズビアンとヘテロの男なので、男性Vは対象じゃない)
条件は同じでVのロマンス相手というカテゴリだけで見れば格差はないが
そもそも、”プレイヤーの選択に重きを置いているゲームでロマンス相手の性的指向が固定”なのが絶対に良いものなのかは、断言できないところがある
で、ちょっと待ってくれ、なんか話を進めてるが
同性愛のロマンス相手がいるって
お前そんな話一回もしてなかったよな?
はい。
ゲイロマンス攻撃をくらったんですよ。まさかのメインストーリークリアしたあとに(ハア!?!?!?????????????!?!?)
なのでそれを踏まえて書きました。
という事ですが、そうはいってもほんまに難しい。
これについてどう思ったかと言うのが。
ネタバレありで書かないと難しすぎるというのもある。
ていう状況でじゃあいま何が言えるかというと、
まず思うのは、プレイヤーの選択に重きを置いているゲームなら、ロマンス選択肢も可能なかぎり幅を広げておくべきじゃないか?
ということ。
ただ、自分的にはだが、ゲイロマンスがめちゃくちゃ良かった。
エンディング見るまでに気付かなかったくらいアクセスしづらい(時間がかかる)クエストだったことがマジで不満だが、内容はほんとに…良く、て…(え泣いてる?)
それと同時に、それはキャラを好きになれるかどうかによる。
自分はそのキャラがロマンス相手だと知る前にすでに気に入っていたから、そうだと知って「え、これ夢?」てなったが(落ち着け)
たとえば恋愛シミュレーションゲームでは相手が複数人いるのが通常だと思う。それはそうだ。人の好みは千差万別で、ロマンス相手が一人しかいないと自分にとっていい体験ができるかはわからない。
Cyberpunk 2077 は当然、恋愛シミュレーションじゃないが、自由なロマンスが軽い遊び要素になってると捉えるには軽く遊べる部分が少なすぎ、真剣な要素になってると捉えるには相手候補が少なすぎる。
これを充分と感じるには自分の性的指向のロマンス相手が好きかどうか、これだけにかかっている。
描写自体はめちゃくちゃ良いが、やっぱロマンスは相手が好きになれなかったら始まらないですから。
てことだと、ゲームとしてその部分のクオリティには疑問が残るんじゃないか、と思ったのですよ。公平に考えるなら。
ロマンス相手の性的指向が固定されてなければ、あと少し幅が広がってたのにな、と。
でも、ロマンス相手の性的指向が固定されてるということは、自分の選んだ性別の主人公だけを好きになってくれたって事でもある。
これはクィアロマンスにおいては特別感のあることだと思う。
クィアロマンスはあくまで可能なだけ、とされることもある中で、逆に、このキャラクターとはヘテロロマンスはできなくて、クィアロマンスのみとわざわざ限定されていることの意義がゼロとはやっぱ言えない。
それでも、その意義があることも事実だと思うし、ロマンス相手が一人ずつしかいなくてプレイヤー全員がそのキャラを好きになるとは限らないってことも事実という。
だから難しいって話です。
あとほかには…真剣な相手は平等に用意されてるけど、プラスアルファの部分で相手になるキャラが全部女性なのでそこは、典型的不平等っすね。
そのプラスアルファの相手の一人はVの性別に関わらずアプローチしてくるっぽいのでたぶんバイセクシャルってことだから、両性愛の描写があるのは良い事だけど。
特にナイトシティに生きてると、性的にめちゃくちゃフリーダムな気分になるのに、そこの部分でできることが限られてるってのがすげー違和感ではある。
ジグジグ・ストリートのジョイトイも最初複数人いると勘違いしていたが、実際に相手してもらえるのは男性と女性一人ずつしかいない。
いることが既に有難いけど、もう一人ずつくらい居てくれたら嬉しかったなと。
でももうこれだけ言うてますが
なんにしても自分は、このゲイロマンスを味わってしまったんで…(どのゲイロマンスだよ答えろよ)
てことで客観的に見るともしかしたら★★★☆☆だが
自分はすごく気に入ったから★★★★☆。
という評価。もしこれで相手候補が2-3人居たら間違いなく★5のクオリティだった。
そのゲイロマンスの話は別記事にする予定ですよ(しなかったらお前をメイルストロームのアジトに置き去りにする)
日本語音声 ★★★★★
最高。
・個人的に青山穣さんが出てる&少しダークな渋いキャラ演じてらっしゃるのが1億点。まずそこが重要。
心を開いてくれてるようでいて、いろんな事をわかってるからクローゼットに勝手に服を入れはするものの深いところまでは干渉しないけどいつだって心配してくれるヴィクが大好きだからkissするね(しないでね)
・主人公の男性Vの声が良い
・ちゃんと聴いてないが女性Vは清水理沙さん(アサクリオデッセイ カサンドラ)らしいので間違いない
・ジョニーというかキアヌの声はキアヌ・リーヴス本人公認の森川智之さん
もうこれで何も心配ない布陣。
そしてケリーが浜田賢二さんだったってのがwwwww
『スタートレック:エンタープライズ』のトラヴィス・メイウェザーwwwwww
懐かしすぎる。久しぶりに声聴くのもSF作品になるなんて、なんか嬉しいです。
たぶんメイウェザーやってた時より渋くなった浜田さんの声セクシーでした。
すみませんケリーを性的な目で見てるんでそこもありますすみません(もっと謝れ)
だってケリーは大人バージョンの方の見た目がタイプなんで…けっこういい腕してるなーとか思うしタトゥーもeroいなーって…はい(しらん)
ということを、ある重要なことを知らない状態で言ってたんだが、あの、ね…
最高の演技、ありがとうございます(ちゃんと説明しなさい)
別の記事でします(今しなさい)
で話をすすめますが()
オルトは園崎未恵さんだし。園崎さんはアサシンクリード現代編のルーシー役の方ですね。園崎さんの優しい声を聴けるといつでも嬉しいです。
で、最初に戻るが男性Vの声が良いな~~~~~てずっと思ってたんですが、絶対しらん人だよな、と。そしたら小林親弘さんという方で。
『SILENT HILL 2』リメイクのジェイムス(主人公)の人…だと?
ガチか?ほんまに?
プレイはしてないがあんなに実況見たのに全然わからなかった(つらい)
(しかも『SILENT HILL 2』ジェイムスとアンジェラとして男性Vと女性V共演してて草)
でも、自分が初めて小林さんの声を認識したのがVでよかった。
ジェイムスだと気付かなかったのは落ち込むが、そのおかげでなんのフィルターもなくVとして出会えた。
こういうゲームの主人公はできるだけ知らない声優さんがいいと思ってるので(清水理沙様は例外的にいつでも大歓迎だし江頭宏哉は常に俺の人生にいてほしい)(呼び捨てやめて)
マジでよかったです。
小林さんイケボでした。可愛かった。
ちょっと気だるい無関心ぽい声の中に、優しさとか意外なお茶目さがあったりして。
森川智之さんは言うまでもなく安心感しかない。
森川さんのめちゃくちゃファンとかそういう訳ではないのですけど、森川さんもちょっとキアヌ感あるというか。嫌いな人いないでしょ、という感じ。
男性Vを選んだので、清水理沙様の声を聴く機会がなかったのだけが残念ですが、大好きなカリーシの声をやってらっしゃる上に、自分がこんなに楽しく遊んだゲームの主人公を二人も演じてらっしゃるとは。
そりゃ清水さんは売れてる声優さんだからってのがありますが、ゲームは山ほどあって、自分が手に取るゲームなんてそんな幅広くないというのに。嬉しかったです。
おふざけランキング
じゃあ最後にふざけて終わりです。半分真面目。
Cyberpunk 2077 で一番好きになったキャラクター
ヴィクター・ヴェクターとケリー・ユーロダイン
一番て言うてるやん()
でもこのゲームで一番ファッキン存在感を持ってるのはジョニー・シルヴァーハンドに決まってるが、ヴィクとケリー、この二人がいなかったら自分のゲーム体験は大きく変わってたであろうことも間違いない。なのでこの二人です。
一番好きな女性キャラクター
パナム・パーマー
この人には一番苦労させられた()し、ジュディとどっちか迷うところですが僅差でパナムです。
ジュディはSF的にそしてこういうゲーム的に出てきそうなキャラではあって、彼女はユニークだけど自分のイメージの中にごく自然に存在するキャラクター、て感じ。
それに比べてパナムが超特殊な訳じゃないが、こういうキャラって居たとしてもサブキャラに留まってしまうイメージがある。
だけどパナムはそれ以上の存在感があって、Vにナイトシティ以外の世界を見せてくれたし、自分が選んだVがノーマッドのライフパスだったが故に彼女との関係はより特別なものに感じられました。
この人がいなければ Cyberpunk 2077 で味わった苦悩の1/3くらいを軽減できたと思うが()、それでもパナムと会えたことも印象的な思い出の一つになりました。
予想外にセクシーだったキャラ
アルデカルドスのミッチ
この男は全然そんなことないフリをして、実は人たらしなんじゃないかと疑ってるのでみんな気を付けてくださいね(陰謀論)
ちなみにミッチと何かあるわけじゃないですwww
でもほんとにかっこいい男だぜミッチは。
彼のことを深く知るには彼が出てくるルートのエンディングを選ばないといけないし、それでもこの人はあくまでサイドのキャラなので。
それらがちょっとハードルあるしそのルートでかなりきつい描写が出てくるので……おすすめしにくいのだが
でもそれ覚悟できるぜ!て人は見る価値のあるルートだと思います。
見た目バトル
見た目だけで好きなランキングつけるとしたら。あと好きポイントを発表だ!(しなくていい)
男性キャラ
1. ケリー・ユーロダイン 褐色、顔の骨格、プラチナブロンド、タトゥー、服のセンス
2. リバー・ウォード 体格、腕の筋肉、義眼、無駄にエロい服()
3. ヴィクター・ヴェクター 青シャツ、医療用装置付けた腕、施術用?のドーピング注射跡みたいなやつ、タトゥー、ピアス、渋いグラサン
4. ミッチ 黒い義手、100点満点の優しすぎスマイル、目がきれい♡
5. ゴロウ・タケムラ スーツ、クローム満載(ぽい)ボディ、でもそれが首部分しか見えないところ、捨て犬みたいな目(草)
特別枠 自分の世界線のV
ほぼデフォルトだが、だからこそでもある容姿評価。このVの顔がやっぱ一番好きだし、このVにして良かったです。顔にピアスしてるのもめちゃ好き好き好き。
あとヴィクに最初打ってもらった麻酔痕がずっと残ってるのかわいいです(草)
女性キャラ
1 . ジュディ・アルヴァレス パンクすぎるビジュアル、髪の色、キャットアイメイク、タトゥー
2 . パナム・パーマー マスキュリンさとフェミニンさが絶妙にミックスされた服装、凛々しい顔、眉毛に剃ったライン入れてるところ、スタイルがいい
3. ミスティ・オルシェフスキー ゴスお姉さんなところ、レザー首輪、ふわふわな髪
4. T-バグ 坊主頭がめちゃ似合ってるところ、ネットランニングスーツ、美人かつ愛想ゼロなところ
5. リジーズ・バーにいるアジア系っぽいモックスのお姉さん いや草。でもほんとにこの人のクロームまみれで攻撃的ギラギラなビジュアルは忘れられないです
一番おもしろかったキャラ
ゴロウ・タケムラ
お前しかいないよ。
彼がいることで物語や結末に深みが増してるし、そういう大切なエッセンスを加えている人物にも関わらず、本人は真面目狂気おもしろおじさんなのがマジで笑えます。
狂気に突っ走っていってるのに、有無を言わさずそれに巻き込んできて平然としてるのがこわい(草)
でもほんとにいいキャラですゴロウは。
一番ムカついたキャラ
リバー・ウォード
お前しかいないよ(クレーム)
wwwwww
まあね、冗談ですよ。もう怒ってないよ。なんでもう怒ってないかって?
お前を忘れられる夢みたいな体験ができたから、お前のことは乗り越えたぜ(シンプルにうるさい)
ありえない話だが、もしも、ジョニー・シルヴァーハンドとロマンスできたらするか?
しないです。
しないんかいwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんか文句ばっか言われそうだからやめときます。
世界一うるさい(草)
でも、ジョニーのことは好きです。ろくでなしでむかつく野郎だけど、おまえのことが好きだよジョニー・シルヴァーハンド。
俺の一番のチューマ
ジャッキー
ジョニーとどっちなんだ、って話だが、でもやっぱり、ジャッキーです。
Vが最後までやってこられたのも、元々は全部ジャッキーのおかげだと思ってるし、この男がいなければ何も始まらなかった。何も失わなかったかもしれないが、何も手に入らなかったと思う。
何回でもジャッキーと屋台で飯食いたいし、ジャッキーが飼ってるor飼いたいペットをちゃんと紹介してほしいです。
実況動画
メインストーリー最後の実況動画です。
エンディングを4種類見たといったが、1回目のやつしか動画には入れていません。
時間の問題と、やっぱこれが一番いいかなと思ったのが理由です。
この結末を最後にしておきたい、てことで。
動画のほうは性質上完全ネタバレなのでご注意ください。
で、この記事に力を使いすぎたのでネタバレ記事が書けるか…と思ったがそれは書きました。なのでクリア後感想はこの記事2つで終わりです。
Cyberpunk 2077 は番外編記事あと一つ分は続く、予定、かもしれないです(予定?言ったよな書かないと殺すって)
はい。アサシンクリード以外のシリーズものプレイ日記は初めて書いたけども、楽しかったし、そのためのゲームを Cyberpunk 2077 にして良かったなと思いました。
ほんとに。ありがとう。
このゲームには『仮初の自由』というDLCがありますが、そちらは今のところやる予定はないが(ないの!?)
かっけーイドリス・エルバが出てるって聞くと気になっちゃうな(チョロすぎやろ)
でもまあいつも通りわかりません。
てことで後は番外編記事に取り組んで、恥ずかしすぎて死んだらそれはなかったことにします(死んでも投稿しろそのあとで死ね)