クリア後ネタバレ感想【ただPC版 Cyberpunk 2077 を完全初見プレイ 番外編】

こちらは覚えてるうちにネタバレで書いておきたいメモです。
クリア後感想をちゃんとまとめたものは下記記事↓をどうぞ。

メインストーリー完結、クリア後感想【ただPC版 Cyberpunk 2077 を完全初見プレイ 13】

ネタバレで書きたい主なことはジョニーについてと、エンディングどう思ったか。
あとは思いついたその他少しです。

※この記事には核心ネタバレ、数種類のエンディング結末ネタバレが含まれます。充分にご注意ください※

※再度の注意(しつこい)

この記事には核心および結末ネタバレに至るストーリーの説明などは無いです。
前触れもなく特大ネタバレが出てきます。目次でもすでにネタバレあり。
完全に既プレイヤー向けの記事なのでご了承ください。

ちゃんとした感想はネタバレなしのほうで頑張って書いたので(頑張ったとか知らん)
まあそんな感じでよろしくお願いします。

記事一覧→ 完全初見 Cyberpunk 2077 プレイ日記一覧

目次

○○エンドとか書いているのは自分の便宜上で、正式名称等ではないです。

ジョニー・シルヴァーハンドを好きになったか


好きになりましたよ。破滅願望持ちでろくでなしのナイトシティの伝説を。

最初はほんとに良いところが何もなさすぎたので嫌いでしたが(草)、ろくでなしはろくでなしだが、自分に嘘をつかないってのはジョニーの数少ない(数少ないやめて)、でもめちゃくちゃ特大に良い性質の一つですね。

でも自分が一番知りたかったのは、最後の最後にジョニーがほんとうにVを助けてくれるのかって事でした。
やっぱり自分が見ている以外もVと付き合いがあった人(ジャッキーやヴィクやミスティ)と違って、ジョニーとは自分がゲームをしていた時間、その間しか知り合ってないから、本当に大切な瞬間でジョニーがなにをするかを見ないと信用できないって思いがどっかで消えなかったんですよね。
条件でいえばパナムとかもそうだが、彼女は何を大切にし、何のために戦うか、一緒に過ごすうちにわかったし、仲間たちからどう思われてるかでも判断ができた。
でもジョニーはVの頭の中にしかいなくて、昔の仲間に会うのもストーリーの後半だし、ローグとジョニーの話をするのも同じく後半なんで。
クライマックスに行くにつれて99%ジョニーを信用していたけど、その最後のとこが。

そうしたら最初に選んだエンディングでは、自分がジョニーになってしまったので。
ジョニーが選んだことに対してVとして意見を言うってことが、できなかった。
それがやりたかった事だったんですけどね。
そりゃ、自分で選べるならたとえ自分がVだろうがジョニーだろうが、Vを救うことを選ぶに決まってる。もう、そう心に決めてたので。

だからジョニーの”答え”を知ることができなくてうわあああああああああとなり
Vが独りで生きている様子を見て、選択を責められた気になってさらにうわあああああああああとなり
死にました。
Vは「さよならを言うのは嫌いだ」と言ってたので、それが関係してるんだろうとも思ったけど、でもあまりにも皆を遠ざけすぎてたので。

それで死んだが、そのあとパナムのルートをやったら、ジョニーはほんとにVを救おうとしてくれてたんだなとわかりました。
それを見て感動したし、ちょっと泣きそうになった。
だけど、それを、一個前の記事でも書いたがアラサカエンドみたいな特殊エンドぽいやつ以外のエンディングすべてで見られるようにしてほしかったです。
しかもジョニーのためを思ったら1番選ぶであろうローグエンディングで、ジョニーの固定描写が見られず自分が選択するだけで終わるってのはひどくないか?と。
襲撃をジョニーとローグでやるのはいいしその間ジョニーになるのもいいが、あの最後の最後まで”ジョニーでいる”ということ自体が、要らなかったと自分は思いました。

Vの肩を叩いて話しかけたあとにVの視点に戻してほしかった。

まあー…それも好みなのかもしれないけども…
とにかく自分は嫌でした。

たぶん、ローグエンドでパナムエンドのジョニーが見られてたら、マジで泣いちゃったかもしれないです。
その感動がなくなったと思うと、パナムエンド見ても複雑すぎて…

でもそれはそれとして、ジョニー・シルヴァーハンドは良い奴だったんだなとわかったので。最終的に。それはよかったです。
ほんとにほんとに
自分の頭の中にジョニーがいるとかいうのは絶対に嫌ですが()、あの Relic の中に居たのが他の誰でもないジョニー・シルヴァーハンドでよかったと思います。

いまはジャッキーと同じように、ジョニーのことも相棒だと思ってます。
いざまた同じ生活に戻ったらうんざりするだろうが、ジョニーのいない生活はきっと少しさみしく感じるでしょうね。

終わってみたらこいつはクソ野郎じゃなかった!じゃなくて、クソ野郎には変わりないがお前は同時にいい奴でもある、って思えるところがジョニーのすごいところだと思います(草)

「さみしくなるぜ、クソ野郎」てほんとにそうだな
てことでこの言葉を今一度送らせていただきます。

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ジョニーエンド(ローグルートのジョニー版)


ジョニーになってローグと襲撃するルートで、最後にVが生き残ることを選ばず、ジョニーが体に残るバージョンを2回目のエンディングとして見ました。

神輿へのアクセスポイントにつなぐ前にセーブしといたので、そのエンドが一番見やすかったのもありますし。

で、これはー…

自分はVを完全に自分と思ってるというより、Vをキャラクターとしても好きだから正直言えば嫌すぎた( ˘ω˘ )
気絶しそうなくらい悲しかった。
ジョニーが生き残るエンドを選択したのはこれだけですが、もう1回で充分だった。

だって、Vの墓を見せられるんですよ???????????
耐えられないって…
もうあの墓地大嫌いすぎる()

でもジョニーになった場合はアフターライフにまったく関わらず生活してるってのが驚きました。
少しの分岐にも関わらず、あまりにも違うエンディングだったので。

もしできることなら、Vもジョニーも生き残るってことはできないのかよ?
コンストラクトなんだから、統合されなくてもいいじゃないか?
とか色々思ってたんですよ。
だからジョニーに生きていてほしいという気持ちもあるけど、さすがにつらかったです。
それに、ジョニーはこれで幸せになれるのかな、というのもよくわからなかった。
毎日鏡を見るたびに、Vを犠牲にしたことを思い出さないといけない人生って。

だからちょっと苦すぎましたこれは。
あとはパナムルートでジョニーになるってのはやってないんですが、あれでジョニーになっちゃったらどうするんでしょう。
またVがかわいそうすぎるのもあるが、パナムはあれだけVのためにやって帰ってきたのがVじゃなかったら…

パナムルートの場合はローグが生きてるので、またこれも全く違うエンドになるのか気になるところだが
だからこうやって考えてると気になってはくるが、もう一回Vが死ぬ描写に耐えられない()

て、感じでした。TSURASUGI

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アラサカエンド


ほんとにこれは真の意味で最悪でしたwwwww

いや実際には笑えないほどに。

このゲームには絶対的バッドエンドはないと思うが、アラサカエンドは胸糞悪かったです。

サブロウの事とかはある程度予想通りでしたが、予想するのと実際に見るのは違うんで、オエエエエ…という感じでした。
ハナコ・アラサカもろくでもねーっすよほんまに。何がヨリノブのこと傷つけるな、だよほんまに。
もはや以前ヨリノブが家に戻ることを許すようハナコがサブロウを説得した、ていう話も、この日のためだったんじゃねーかとすら思えます。
こいつとは二度と話したくねえ。
ヨリノブも上手いこと利用されてんじゃねーわほんまに(キレすぎやん)

それに…ですね
このエンディングを自分が選ぶのであればその理由は

・ジョニーにハンドルを渡さずに自分で解決する

・パナムを危険にさらさない

・タケムラの望んだことを遂げられるか確かめる

というのが主で、そのためなら、生き延びたり誰かを守ったりできるのであればVには悪いがVが嫌われることも辞さない、という気持ちでしたが
エンディングを見終わってみると、そういうことよりも何よりもタケムラのことを考えるとやりきれないな、と思いました。
でもこんな胸糞悪い展開になってもきっと、もし生きてればタケムラはサブロウへの忠義を果たすんだろうし。
それも含めてすべてが。

あの時点でタケムラが死んで、幸せだったかもしれない。
そんな風にすら思えることが悲しかった。

しかしタケムラにはこう言ったら本当に申し訳ねえなとは思うが、人間性などどっかに捨ててきたようなクソキモい極悪ジジイの部下なのに
絶対的な忠誠心と人間の心を失わずにいて、変なことばっか言ってくるせいで憎めないゴロウ・タケムラってユニークすぎておもしろかったです。

サブロウなんていうクソジジイにはもったいない男でしたよ。
ナイトシティを見下ろしたVがタイムマシンで過去に戻れるなら、千葉のスラム街からゴロウ少年を救い出してVのボディーガードにしたい。
そしたら一緒にアルデカルドスと荒野を駆けまわったりもするし、猫カフェとかにも連れていきます(ナイトシティに猫カフェ絶対ない)

それはともかく、違う世界線でゴロウ・タケムラが悲しい意味じゃなく単純にもっと純粋に幸せになれればいいのになと、思わずにいられなかったです。

うーんタケムラ以外のことで言うと、ジャッキーを失ったのはヨリノブがサブロウを殺してそれで騒ぎになってから、そのせいだよなって考えだったんですが
(もともと Relic を盗みに行かなければあんな事にはならなかった、てのは勿論あるが、ヨリノブが騒ぎを起こさなければ静かに脱出できてた可能性を考えると)
でも、周りの人間からしたらアラサカがジャッキーを殺した
という認識があって、そのことが盲点だったなと思いました。

ヨリノブもまあアラサカだし、ジャッキーを撃ったのもアラサカ、かアラサカの命を受けた誰かだし、そりゃそう、ってことではあるんだが、
タケムラと行動してた影響もあって(タケムラのせいとかいう意味ではない全然)、ヨリノブとアラサカを切り離して考えすぎてたかなと。

で、今までそんな話は全然出なかったので、このルートに入って初めてそういうことで大切な人に責められた時に、めっちゃ苦しかったです。

そしてVからしたら全員大切な人や友人だったりするが、Vという接点以外ではつながってない、お互いをまったく知らない人たちもいるから
パナムのためとか、ローグのためとか、ローグは家族もいるし…とか、そういう事情を知らない人だっているし

Vというか自分からしたら、やべーエンドになる可能性もあるが、なるべく誰も犠牲にせず解決できる可能性があるとしたらアラサカルートなのかな
と思う感覚はVの感覚ですらない、生き直しをしているプレイヤーとしてだけのものなので登場人物たちにはそれが伝わらないし、理解してもらえるはずもない
そんだけの孤独と代償を支払ってもいいと思える何かがあればよかったけど
結局、治せないんじゃねーかお前らにも!!!!!!!!!!!

っていう、すべてが最悪すぎましたね(草)

少なくとも自分と同じような考えでこのルートをやってみる人はいると思うが、それも想定される状況でここまでの胸糞エンドにするか?鬼畜すぎるやろwwwwwww
と、笑いが止まらなかったです(疲れておかしくなってる)

でもこのエンディングをやって一つよかったことが実はあります。
ありえないよそんなん、て思うでしょ。

でも、このエンドやっぱやばいよなー
やばいからこそ自分の考えだけで書いちゃったら余計やばいかな?もうすこし客観視したほうがいいか?記事投稿前にちょっとだけreddit見とくか…
と思って、ここまでの文章を書いたあとに、ある投稿を見たときに何が書いてあったと思いますか?

ゴロウ・タケムラ生存ルートがあるんですってよ。

おいまじかよふざけんなよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

よかったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

ねえwwwww

いや、おじさんを救えなかった自分は情けない。なんでもっとちゃんと探してあげなかったんだろう。いっつもジョニーと喧嘩してばっかいるのに、なんでジョニーの言う通りそのまま逃げちまったのか。もうタケムラは死ぬもんだと絶対思ってたし…

いやもうそんなことはいい。
マジで言ってますか?
ゴロウのこと助けられる?

このゲームは何度も驚かせてくるわほんまに。
このエンドをやらなかったら、絶対に、絶対に、このことを調べなかっただろうから、よかったです。

正直、エンディングを見たあとでは、ゴロウが生きてるとまずいよ、と思うことのオンパレードなのでよし、ゴロウは殺しといたほうがいいな、という気持ちもあります(おいこわいこと言うな)

タケムラ生存ルート知ってるプレイヤーから「馬鹿なやつだちゃんと探せばタケムラを助けられたというのに…ククク」と笑われていたんだきっとおおおおお!!!
等と思うとそれもいたたまれない自分が()
今更どんな顔でゴロウに会えばいいんだよ!!!

でもやっぱ助けられるなら生きててほしいだろ…

だからまだそれを見てみたわけじゃないが(そこからエンディング見るとしたらどんだけやり直すことになるんだよwww)
ゴロウ・タケムラ生存ルートを知れたのが、唯一よかったことです。
No pain no gain ハハハ…

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パナムエンド


これは、心温まりすぎる場面もあったから最悪とは言えないし、どっちかといえばグッドエンド寄りだと思います。

でもちょっと途中の描写がグロすぎるのと、やっぱルートを選ばなくても誰もが予想することだと思いますが死人が、出すぎる。
なのでちょっと…て感じです。

そして個人的には、パナムとの関係が。
パナムとはロマンスを選択してないが、彼女がVに恋愛感情を持ってることは確実なわけですよ。
それなのにこんな風に踏み込んで、巻き込んで、それで…って…と思ってしまいました。

アルデカルドスのジャケットを着たVはイケメンすぎて「なに!?」と思ったんだが、Vがイケメンだからこのエンドがいいわ、とは言えないので(草)

パナムはアルデカルドスに対しての責任をすごく苦しく思うこともあるみたいだし、パナムエンドにしなかった場合に彼女がそのまま幸せになるのか、確実なことはない…とは思うが
でも、俺の世界線のゲイのVと()これ以上踏み込むよりは、パナムエンドじゃないほうがいいんじゃないかなと、個人的には思いました。

それにロマンスに応える気がないのにそこらへんはぐらかしてパナムと一緒に居て、いくら恩があるとはいえこんなやべーことをパナムに頼むVって、人としてどうなんだって気がして草。やべー奴やん。
ジュディみたいに向こうもプラトニックなのがわかってれば、友情で一緒にいるというのは当然ありだが、パナムはそうじゃないからな…

ただ、パナムがロマンスの相手として好きなプレイヤーは、1度見る価値あるエンド、ですよねやっぱり。
パナムのことを想って、このエンドを選ぶのが怖いと思う人もいると思いますが。
ロマンス的意味でじゃないけど、自分もパナムが死んだりしたらきつすぎると思ってこれは絶対選びたくない、と思ってたので。

ちょっともう1回はやりたくないが、一応見てよかった、とは思えました。
あとパナムのことをこんだけ言ってきて本当に不謹慎で申し訳ないんだがミッチにちょっと惚れそうになりました()
三角関係やめてね()
だってなんか、近くで見ると目がきれいだし優しい笑顔も可愛いし黒い義手みたいなのもかっこいいしすっげーいい奴なんだもん…それで実は戦争でものすごい闇を背負ってるところもなんか…そんな過去があるのに人に優しくできる人間強すぎるから…
パーソナルスペースの概念がない人は苦手なんだけど、ミッチが車の窓に腕をかけてこっちに笑顔を向けてくれてたとき近いなーと思いつつちょっとドキドキしちゃっt
あーはい。もうこんなんだから、Vを好きにならないほうがいいよ(Vのせいじゃない)

こんなこと言ったあとでなんだが、パナムは Cyberpunk 2077 の女性キャラの中でもかなり上位で好きなキャラになりました。
出会った時にはそんなことになるとは思いもしなかったが(いきなりキレてたし)(草)、竹を割ったような性格で自分の衝動のまま動き続ける、その自分を変えられないところとか。
大切な人間のためになると自分を犠牲にしてしまうところだけが、やめろォオ!と思うし、パナムには何があっても絶対にパナムを一番に考えて、彼女の中にも繊細な部分があることを理解してくれて、彼女の勇敢さとか優しさに甘えないで必要な時には彼女を甘えさせてあげられるような器の大きい恋人がふさわしいと思います。
つまり俺じゃないです()

でも本当に最悪なんですけど、女性Vではパナムとロマンスできないらしいです。インターネッツでちょこっとだけ調べたのですが。
はあ。またあれだ、ヘテロロマンスオンリーのキャラですか…
なんでやねん。独占禁止法違反じゃないの()
両性愛者、同性愛者のキャラを増やして健全な競争力を維持していただけますか(適当)

でもパナムがめっちゃいいキャラだからこそ思うのですよね…
リバーみてーなジャンバラヤ混ぜるためだけに俺を呼ぶような奴よりいいキャラだからねパナムの方が(リバーのファンの方もいるかもしれないからやめなさい)

ちなみにクソなんでリバーとロマンスできねんだよこんなにホットなのによォオオオオオっていう意見にリバーの上半身裸の画像が載せられてるだけのreddit投稿に536 upvotesついてるの見て爆笑しましたwww

リバーが嫌いだから言ってるんじゃないんすよね。
要はこいつがホットでかっこいい上にこっちを誘ってきたのに「その気じゃなかった」なんて言うから当然の結果としてキレてるだけです()
ていうか Cyberpunk 2077 の男性のロマンス相手はみんなVを高いところに連れていきすぎじゃないですか?はじめてのキスは高度何メートル以上じゃないとしない、とかいうポリシーある?

え、男性の、ロマンス相手は、”みんな”?

ていうことで、ここまで書いてたときは知りませんでした。

信じられない話だがこのすべてが終わったあとに特大のゲイロマンス攻撃をくらって気絶してその他のことはまあいいかというIQ1状態になった、ていう。

ネタバレなし記事とこの記事、二つのクリア後感想記事を書いてる途中に、わかったことで。
なのでネタバレなし記事ではこのロマンス相手の性的指向固定のことは、ほんとにどう言ったらいいか難しいが、もしロマンス相手を好きになれたら…等々と書いて最終的な意見としました。
でもこの記事で書いたような事もゲイロマンス攻撃をくらうまでは思っていて、一応こんなギリギリの流れでわかった事もメモしとこうか、てことでこうしました。

こまけーことはどうでもいいからさ、そのゲイロマンスて何なんだよ。

それについてはまた別の記事で書けたら書きますね(いま書けよこのクソバカ野郎が)

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ローグ・アメンディアレス


ローグってマジで複雑なキャラで、人生経験の浅いわたくしのようなダンゴムシにはローグさんのことも、ジョニーとローグさんの関係性も、理解できないかもしれません。と、思ってましたし、今もそう思ってます。

だけどローグエンドのローグはかっこよかった。それは言えます。

それと、ジョニーとローグの関係、まあそういうもんだというふわっと感でなら理解できるが、その理解があまりに低解像度すぎて、この二人のことは何もかもしっくりこないなという感覚が最後まで変わらなかった。
だけど、ジョニーが言った「いつも…一番かっこよかったぜ」ていう言葉。
これにはグッと来ました。

ジョニーにとってローグは俺の女、みたいな雰囲気もあって、やっぱ都合よく使ってんのかなという気もしてちょっとうーん…て感じだった。
でもその言葉を聞いて、ジョニーが本当に相棒だと思ってたのはローグだけだったのかもな、とも思いました。
それにジョニーは途中で、自分の大切な人たちをないがしろにしてきた事を後悔する様子を見せる。ローグのこともちゃんと大切にしなかった。だけど、省みてなにか思うことがあったのだろうなというか。

ジョニーが好きだったのはオルトかもしれない。
オルトはジョニーの未熟さみたいな部分を見抜いていて、ジョニーを特別ですごい奴みたいに持ち上げてなかったと思います。逆に、オルトが天才的で特別な人間だった。
オルトもジョニーが好きだったんだろうけど、ジョニーがなぜ戦いに固執するのかは理解できないような様子だった。

でも、ローグはジョニーのろくでなし加減を理解していつつも、ジョニーの中になにかを変える力を見て、それをいつでも、いつまでも信じてくれてたのかなって気がしました。オルトはそんなことしてくれてなかったと思います。
ジョニーが、俺はほんとはナイトシティの伝説じゃねえんだって心のどこかで思ってしまっても、ローグは絶対にジョニー・シルヴァーハンドっていう伝説を信じてくれたんじゃないかと。
ただの恋愛感情とか理想とか、なにか一つの単純なもので言い表せることではなく、こんな腐れ縁を続けてきてジョニーが人間としてどんなにひでー奴かもわかってるけど、ほかのやつとは違ってなにかを変えられると信じて、そう思ってくれてたんじゃないかな。だから自分は一人でもやっていけるしあんたがいなくたっていいけど、あんたが何かを変えるために行動するんだったら、それを一緒にやってほしいっていうんだったら、自分の手で代償を払って築き上げてきたものを捨ててでも付き合ってやるよって。
そう思ってくれたんじゃないかと。

だから、そのローグに「いつも…一番かっこよかったぜ」と言ったんじゃないかと。

そういうのはジョニー・ろぐでなし・シルヴァーハンドには甘い考察かもしれない()
そしてジョニーじゃなかったら、そしてローグじゃなかったら、こんな風に考えませんが、この二人ならもしかしてこういう解釈もありかなと思いました。
とにかくいいセリフでした。

ローグが、なんでこの街が好きかわかる?ってヘリで聞いてきたところも、ガチでかっこよかったです。

ナイトシティは恐ろしい街だと思いますし、それも事実だと思う。
でも一方で、ナイトシティに魅せられてそこで生き残ってきた人間の言葉は、ただのきれい事とか実際はクソなことの美化じゃなくて、それもまた真実なんだろうなと思わせる何かがある。
そこがすげーいいなと思います。

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はい。ネタバレありで書きたいことで、今思いつくのはこんな感じです。

ほんとに書きなぐった感じですが、記事を書いたからこそ気付いたこと(ゴロウゥアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア)などもあり、自分的には書いてよかったです。

核心ネタバレなしでちゃんとまとめた記事は下記をどうぞ

メインストーリー完結、クリア後感想【ただPC版 Cyberpunk 2077 を完全初見プレイ 13】

記事一覧→ 完全初見 Cyberpunk 2077 プレイ日記一覧

投稿者: Ugo

Eager for the world of other sun.