アサシンクリード ヴァルハラ の大まかなストーリー&プレイ感想。
重すぎる展開だが今までのクエストで一番アサクリ感がある。
過去編は中程度のネタバレ。
(詳細は伏せ、話の流れが分かる程度に書いています)
攻略に有用だと思える情報も一部書いています。
自分で考えてプレイしたい場合、注意してください。
現代編はありません。
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記事の内容
同盟選択でケントを選ぶと発生する
『古き者たちの使徒』のクエストに沿って、大まかなストーリー内容と感想を書いています。
今回もシグルドに関わるストーリーで今後に続く内容のため、捕らわれているシグルドを探し、結果どうだったかは端的に書いています。詳細はなし。
攻略やワールドイベントのメモは感想部分と別でまとめています。
目次
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- プレイ進行状況
- 前回まで
- 古き者たちの使徒 概要
- 古き者たちの使徒
『修道院長の策略』
『操り人形と捕らわれし者たち』『陰の男』
『血塗られた歓待』
『ケントに関する報告』『嵐の予感』
その他攻略/ワールドイベントメモ - まとめ
プレイ進行状況
▶ 難易度
バトル難易度: ヴァイキング (ノーマル)
ステルス難易度: マスターアサシン (最高難度)
エクスプロア難易度: パスファインダー (最高難度)
▶ 戦闘力 138 → 151
▶ 定住地レベル 4
▶ ケント篇開始前にやり終えている定住地クエスト
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- 『光に奉仕する…』
- 『招かれざる客』(イースト・アングリアのヴァイキングからの奇襲)
- 『賢き友人』(ヴァルカ)
- 『導きの光』(タトゥー屋)
- 『たてがみと尾毛』
- 『感謝を忘れずに』
- 『女狩人』(狩人小屋)
- 『尋ね人』(狩人小屋)
- 『パン屋の嘆き』(パン工房)
▶ 現在同盟を結んでいる地域(同盟を結んだ順)
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- レデチェスターシャー
- グランテブリッジシャー
- イースト・アングリア
- ルンデン
- オクセンフォードシャー
- シロップシャー
前回まで
オクセンフォードシャーでシグルド、バシムと合流して同盟を結んだエイヴォルだが、シグルドが結社の人質にされてしまう。
バシムがシグルドの行方を追う間、単独でシロップシャーとの同盟を結び、望んだかたちの同盟ではなかったものの、これで現在までに6つの同盟先を獲得した。
その後ケントでシグルドの手掛かりを見つけたというバシムに会うため、エイヴォルは急いでケントへ向かう。
古き者たちの使徒 概要
バシムと共に行動し、シグルドに関する情報を持っている修道院長から情報を引き出すクエスト。
修道院長は野心家で、ケントの次期太守に取り入るためそれが誰なのか公表される前に知りたがっている。
彼に協力し、対価としてシグルドの情報を得ることに。
クエストの最後に、レイヴンズソープでもある出来事が起こる。
エイヴォルは皆を率いる立場としての孤独を突きつけられる。
古き者たちの使徒
『修道院長の策略』
シグルドの行方について手掛かりを掴んだというバシムに合流するため、ケントに到着したエイヴォル。
バシムはケントにある修道院の院長キネベルトが情報を持っていることを突き止めた。キネベルトは、シグルドを人質にした結社の構成員にひと月前に会ったという。
その情報と引き換えに、ケントの次期太守が誰か突き止める手助けをしろという事らしい。
キネベルト修道院長は野心家で、アルフレッド王に任命された次期太守が公表される前に、その人物に取り入ろうとしている。
エイヴォルにとってはケントのそういった事情はどうでもいいので、情報のためキネベルトの要求に応えることに。
シロップシャー篇のせいでプレイヤーとして疲れ果ててるが、頑張ってシグルドの行方を追います。
オクセンフォードシャーで険悪だった雰囲気のまま、シグルドのことがあったからそれは棚上げ状態でバシムと再会してるので、二人の空気感が面白い。
バシムとの間に壁があるエイヴォルが牽制しつつ、バシムはそれを受け取らず仲良くやろうって感じなのが二人の年齢差を感じさせる。
(どれだけ離れてるかは知らないが)
今回の任務には関係ないがバシムが会話のなかで、ハイサムには色々教えてあるからな、とか言っていた。
ハイサムはちゃんとやってるか?とは聞かないバシム師匠。それだけ信頼されてる弟子ってことですかね。
シグルドォォという焦りはあるが、バシムと二人だけで長く行動するのはこれが初めてなので、会話も結構するしワクワクもある。
常に一緒に行動するわけではないが、バシムと共にこのケントというヴァイキングの影響が少ない(つまり味方がいない)地域を隠密行動するのは、アサシン感が強くて面白いです。
吟遊詩人に話を聞くときのエイヴォルくん良かった。
銀色のものをくれたらなァとか金銭要求されて、選択肢次第なんですが「長くて鋭いのが好きだといいが」とか言って脅すエイヴォルくん、好き。
エイヴォルくんの脅しシーンは総じて良い。積極的に脅したい(選択肢は慎重に選べ死ぬぞ)
まあそういうので、疲弊した精神力を回復させつつ頑張るわけです(うるせえ)
『操り人形と捕らわれし者たち』『陰の男』
次期太守が誰かわかったが、その人物に取り入るのは難しいと判断したキネベルト修道院長に引き続き協力する。
戦いの合間、エイヴォルはバシムと一緒に焚き火を囲み、酒を飲む。
キネベルトほんま早く情報出せやッとか思うんですが
エイヴォルとバシムが酒を飲みながら話すシーンが良すぎました。まだ最後までやってないがヴァルハラの名場面の一つに挙げたい。
派手なシーンじゃないし、話の本筋からするとおそらく重要な場面ではない。でも、ほんとにキャラが生きてるみたいに感じた。
場面の描き方、カメラワークと表情、声優さんの演技。全部良い。
バシムとエイヴォルは見た目も文化的背景も考え方も違うが、二人とも冷たい威圧感が似ている。でも冷たさの裏にあるものが違うんだなと感じた。
エイヴォルは幼少期のこともあり多少の物事には動じない冷静さがあるが、血は繋がってなくても家族と仲間と育ってきてまだ希望を失っていなくて、内側には激情がある。
でもバシムは色々なことを経験してきてそういう激情をすべて押し込めた、閉ざされた冷静さという感じがある。
この穏やかな表情の裏にどれだけのことがあったのか計り知れない。
はじめて自分の過去の一部を打ち明けてくれたバシムの表情が…
儂はずっとバシムを怪しんでいるのだが()、キャラクターとして前より好きになりました。
まだ彼の思惑とかはわからないが、いい会話だった。
そして、この会話を聞いてるのと聞いてないのとでは、ミラージュをプレイする心境が変わってくるのでは???????????
と思える事を言ってましたバシムさん。
バシムが話してた事とミラージュで描かれる時期がかぶってるのかも不明だし、ミラージュが出てみないと実際わからないが。
【追記 2022年11月29日】
メインストーリーをクリアしましたが、バシムが話してた事とミラージュで描かれる時期、はかぶってないと思います。
なので直接の関係はないと思います。
『血塗られた歓待』
ケント篇ラスト。
シグルドが拘束されていると思われる場所に辿りつくエイヴォルだが、見つけることはできなかった。
しかしシグルドがどのような状況に置かれているかを知る。
ケントでシグルド探しを頑張ったが、おそろしすぎる展開。
ただ、アレはエイヴォルがやったわけじゃなかったんだ、と分かる場面でもある。
それは良かったが、シグルド心配すぎる。
早く助けないとまずそうだ。
兄を想うエイヴォルが本当に泣ける。
こんな弟を置いて遠くへ行くのはやめろシグルド(今離れてるのはシグルドの意思じゃないが)
本当に、結社の奴まじで死んでくれという憎しみが。
自分がヤバい事をしているという意識がなく、そのヤバい行為に抗う方がおかしいと思っている真正狂人じゃないですか。
ルンデンでもヤバい奴居たが、今回結社のメンバーとして出てくる奴ら怖すぎるだろ。
アサクリには必ず一人、絶対殺したい奴が出てくる気がするが、見つけちゃいましたねえこれ(嬉しくない)
そんな状況に直面したエイヴォルに生温い言葉はかけないバシム。
まあ何言っても気休めですよね。
エイヴォルもこれで心が折れたりは、しない。
でも村に帰ってからがまた大変なんですよね…
『ケントに関する報告』『嵐の予感』
ランヴィもシグルドのことを聞いてショックを受ける。
(ケントとは同盟を結んだことになったが、詳細がよく分からず。とにかく同盟目標達成したようだが)
エイヴォルは首長であるシグルドが捕らわれたままだという事をどうやって村のみんなに伝えるか悩んでいるが、思っていないかたちでそれが為されてしまう。
オクセンフォードシャーではシグルドが事情を説明しなさすぎなのが悪いだろ!と思ったが、エイヴォルもみんなに適切な言葉を伝えられてなかったということなのか。
エイヴォルはシグルドのことをずっと気にかけているし、兄であり首長であるシグルドを誰よりも救いたいと思ってるのに、それが周囲に理解されていないのがつらすぎる。
唯一ランヴィだけは気持ちを汲んでくれてるかもしれないし、それしか救いがないくらい有難い。
でも、一緒に戦ってくれる仲間や、村を維持してくれるみんなに理解してもらえないとまずいのではと感じる。
そしてオデッセイでもそうだが、死ぬほど悩んだのに望むルートがそもそも無かったというのほど落ち込むことはない。
オデッセイで相当に精神ズタズタにされたので、少しは、慣れたが。
そしてオーディンがまたうるさい。うるせーよ!!!って言いながらオーディンに言われたのとは逆のことをしました(恐れ知らずか)
はあ… もうこんなんばっかだよ!
オクセンフォードシャーからずっと最悪なこと多すぎるんだよ!!て言ってんだよ(ヽ´ω`)!!!
物語の良いこと悪いことの流れが線グラフで表されてるとすると、その底に落ちていって全然上がらない感じがする。いつ上昇するんですか。
いつまでも同盟結んだぞやったー!じゃそりゃつまらんから、緊迫展開は良いんだが、にしても内容が重すぎる。
そして次どうするか。
もうサセックスに行きますよ。シグルドがサセックスにいるらしい、という情報だけは手に入れたので。
なんか同盟が多いほど成功の可能性が高くなる、みたいなことを言われて、もう一つくらい同盟獲得してから行ったほうがいい流れなのか?と一度悩んだ。
しかしこの状況で別のところに行くなんて、やっぱりおかしいだろ、と。
現時点でよくわからんケント除いても同盟先が6つある。そのすべてが協力してくれるかはわからないが、それでもう行くしかない。
ということで行きます。
その他攻略/ワールドイベントメモ
▶ 『修道院長の策略』で勅使から文書を盗むやつは、砦の外側を回っていけば気付かれずに盗むのは容易でした。盗み/スリのやり方は背後から近付いて□ボタン。
▶ 『操り人形と捕らわれし者たち』の影武者は生きたまま解放可能。選択肢は、テドムンドのところへ連れて行け→一緒に連れて行く→従士を支えるのが務めだ。会話シーンのみで捕虜解放できるので悪いルートじゃないかと。
▶ 『陰の男』で防鎖を下ろすとき、鍵を盗んで扉を開けてもいいが、たぶん屋根の下の板を壊して侵入でも可能。
▶ 『陰の男』のルーチェスター砦攻略前、破壊工作は可能。
正門からしか入れないように見えるが、正門右横のかがり火台から壁を登れる(炎を踏むことになるがすぐに上がれば燃え移らない)。
破壊しすぎてバグとかなったら嫌なので、自分は入り口近くのだけ破壊しました。正門上の弓矢装置と油釜、その奥の油釜4つは、正門上から気付かれずに弓矢で破壊可能。これだけでも少し楽でした。
▶ 『血塗られた歓待』最後の部屋で記録を読むことができる。
会話のあと戻って確認すると、机の上にシグルドに関する記録があります。つらい。
▶ オクセンフォードシャー終わってから一度もエピソードのトロフィーがもらえなかったので、バグだったらどうしようと震えてたが、ケント篇を終えたら獲得できました(トロフィーのタイトルやめろ(^ω^)!!)
たぶんオクセンフォードシャー~ケントがひとまとめだったんですかね。
まとめ
▶ シグルドの手掛かりを掴んだバシムに会うため、ケントへ行くエイヴォル。
シグルドを捕らえている結社の人間を知っているらしい修道院長と交渉。
情報をもらうかわりに、ケントの次期太守に取り入る手伝いをする。
▶ なんとかシグルドがいると思われる場所を突き止めるが、見つけることはできなかった。しかしシグルドには一刻も早い助けが必要であることがわかった。
▶ 首長シグルドが捕らわれて戻れない状態にある事を、レイヴンズソープの住民たちも知った。
キネベルト — ケントの修道院の院長。野心家ハゲオヤジ
テドムンド — ケントの従士。
序盤の一部分を除いてバシムと二人きりになることは今まで無かったですが、今回二人でシグルドを探すことになり、会話など色々聞けたのは良かった。
バシムを前より好きになりました。
しかしメインの展開が重すぎて、エイヴォル…エイヴォル…つらすぎるだろ…という思いで満身創痍になりつつある。
次は大きな戦いになりそうだ。
気合い入れて挑むが。展開が読めない。
これから結社の中枢に迫っていくのかもしれないが、シグルドや隠れし者と結社の戦いがどうエイヴォルに影響していくのか、予想つかないです。
『古き者たちの使徒』は重すぎる展開だったが、めちゃくちゃアサクリっぽいクエストでした。
権力を手に入れようとする人間と、その後ろで密かに動くバシムとエイヴォル、修道院と結社のつながり。
その点ではすごく面白かったし、ムービーも全部良かったです。
アサクリ初期タイトル好きな人や、バシムが気になる人はきっと楽しめるはず。
でもとにかくこのまま最後まで行くのはどう考えても辛すぎるので、一段落したら暗いことなしに楽しめる展開をいただけると嬉しいんですけどね。
がんばってサセックスに行きます。
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