Kritaのスタビライザー(Stabilizer)機能は描きやすい

自分が絵が描けない時に試すことを記事にまとめてたんですが、スタビライザーのことを書いてたら記事が長くなりすぎたので、その話だけ分けました。

(まとめてた記事は↓)
絵が描けない時に試すこと+描き直し絵

最近ずっとCLIP SUDIO PAINTで描いていて久々にKrita使ったんですが、線画はKritaのほうが描きやすいと感じました。それはスタビライザーがあるから( ˘ω˘)

 

スタビライザー(Stabilizer)は、Kritaの手ブレ補正機能の一つです。

これはつまり手ブレ補正で、クリスタにも手ブレ補正機能はあります。
描いた線のガタガタを自動修正する感じの機能。
あとブラシの詳細設定から設定できる、速度による手ブレ補正というのがあり、これはKritaのスタビライザーに近いです。近いですが、Kritaのように細かく調整はできません。

Kritaのスタビライザーは、描画を遅延させる、という感じの機能です。
これで描く感覚が、紙に描く時の引っかかりに似ているので描きやすくなるのですよね。個人的には。

ふつうにペンタブで描くと、描き心地的にはホワイトボードに描いてるみたいな感じがします。この滑るようななめらかすぎる感覚は、紙で慣れている人には描きにくいので、紙の引っかかり感を出すためにペンタブに紙を貼っちゃうとかそういう対策とかも紹介されていたりする。まあそれくらい、描く時に気になる問題ということです。
その問題に対し、ソフト上で紙の引っかかり感を出せるのは便利で助かる機能であり、そういうわけでKritaのスタビライザーは描きやすいと思います。

自分のKritaは以下のようなかんじですが、この右下のツールのオプションの中にスタビライザーがあります。

kritaワークスペースサンプル画像

右下の拡大画像↓

kritaワークスペーススタビライザー画像

自分はこのように設定してます。遅延する機能とか言っといて遅延が0 pxになってますが、距離の数値を調整するくらいが自分的に丁度いいです。

ちなみにKritaの手ブレ補正には Basic、Weighted、Stabilizer
この3種類がありますが正直 Stabilizer 以外はよくわかりません。
とにかくスタビライザーが便利だと言いたかった。

手ブレ補正の設定ができるツールのオプションてそもそもどこにある、見つからん、という人は
設定 → ドッキングパネル → ツールのオプション にチェックが入ってるか見てみるといいかもです。

投稿者: Ugo

Eager for the world of other sun.