番外編。男性Vの同性愛ロマンスについての感想&実況動画。
サイバーパンク2077のプレイ日記はこれを書いてとりあえず完結、とします。
この記事にはロマンス選択肢の核心ネタバレおよび
男性キャラの容姿ネタバレ(画像)があります。
必要以上のネタバレ回避のため、男性キャラ以外は名前や容姿情報なし等の措置はしてありますが、同じ主人公の話なのでプレイしていなかったとしても結果的に、女性Vのロマンスネタバレも含んだ記事となっています。ご注意ください。
色々複雑な部分もあるが、なんとか最後にこれをやる事ができてマジでよかったです。
前回 メインストーリー完結、クリア後感想【ただPC版 Cyberpunk 2077 を完全初見プレイ 13】
記事一覧 完全初見 Cyberpunk 2077 プレイ日記一覧
目次
自分のプレイ設定とクリア時のデータ
▶ Vの性別 男性
▶ ライフパス ノーマッド
▶ 難易度 ノーマル
▶ 照準アシスト オフ
▶ 言語 日本語
▷ クリア時のレベル 37
▷ クリア時間(Steam上の表示): 約60時間
状況や前提
・メインストーリークリア済
・エンディングは4種類クリア済。おそらく主要なエンディングは見たはず
・男性Vでゲイ設定で遊んでいます
・ゲイ以外のロマンス選択肢は、ストーリー進行上必要と思われるもの以外はやっていません(Vでは一回も選んでいない)
この記事および実況動画はずっとシリーズで書いてきた感想記事の一番最後(予定)として作成しています。
ロマンス選択肢について
Cyberpunk 2077 では主人公の性別を男性か女性から選べます。
主人公とロマンス可能なキャラクターは”合計で”4人。
相手キャラの性的指向が固定なので、どちらかの主人公で4人全員とロマンスを成就させることはできない。
男性Vと女性Vどちらの主人公を選んでも、異性愛1人と同性愛1人のロマンス選択肢が用意されていて、それらすべてが違う相手との描写、てシステムです。
つまりプレイ中に好きになった相手が、自分が選んだVとはロマンスしないキャラだったなんて事が起こりえます()
でもそれは逆を言えば固定描写として同性愛者などで、かつ、主人公のロマンス相手というクィアのキャラがいるという事でもあります。
その上で自分は主人公を男性V、自分の設定上はゲイってことでずっとプレイしていました。
自分のこれまでのロマンス経緯
自分の1週目でのロマンスストーリー。マジでひどかったです(草)
このゲームを始めて色々なロマンス要素を全然楽しむことなく()見てきた果てに、ゲイロマンス相手と出会った笑いあり涙ありSAN値ゼロありのいきさつ話ですが、お前の経緯や女性キャラとの話は結構だ、て場合は飛ばしても支障ないよう書いています。
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プレイ日記を読んでくださっていた方がいれば重複する内容もありますが、振り返り的に楽しんでいただけたら幸いです。
自分は Cyberpunk 2077 のことを1ミリしか知らないまま完全初見でプレイしました。ただこのゲームにロマンス要素がある、かもしれない、て事はどっかで見た気がしていた。同性愛も可能みたいな。そういうニュースだけ無駄に覚えているっていうね()
しかしちゃんとしたロマンスみたいなものは一向になく、実態がわからないまま終盤へ。
そうしたら仲が良かった女性キャラが明らかにVのことが好きである、というような様子になってきて半端なく狼狽える。
彼女のことがキャラクターとして好きだったのもあり、その気持ちに応えられないってことが申し訳なくて、もがき苦しむ()
そうやって苦しみながらプレイしていたら、リバー・ウォードが一緒に食事しないか、と言ってきた。

リバーは Cyberpunk 2077 の舞台ナイトシティの警察NCPDの刑事として知り合ったキャラで、協力して事件を解決したんだが
そいつが夕飯を一緒に食べないかと。
このリバーって男ははっきりこれという事があるわけじゃないが、俺を誘っているのではないか、と思わせる雰囲気がめちゃくちゃあって、これがゲイロマンスの相手なのではないかって会って5分くらいで怪しんでました(早すぎだろ)
メインストーリーと無関係に突然出てきたにしてはあまりにもイケメンでホットだったんで、なんかこいつ怪しすぎるだろ服もeroいし()と。
そんなやつが、実のお姉さんからの提案ということだったが、わざわざ事件もないのに食事に誘ってきた。
それでまあ行きましたよ。Vのことが好きな女性キャラのことを考えなかったわけじゃない。が、この思いから一時でも解放してくれという思いで。
で、あーだこーだしてリバーと過ごしていた。
最後の最後で、ロマンス選択肢が表示されて。
まあ選びましたね、当然。
そしたらリバーは、そんなつもりじゃなかったと。
断られました。
てめえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ジャンバラヤを混ぜるためだけに俺を呼んだのかお前はwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

そしてリバー・ウォードの野郎は絶対に許さねえという事にしたんですが(草)
大変なことはそれだけでは終わらないってことで。
そのあと主人公Vとは別にもう一人のメインキャラ、ジョニー・シルヴァーハンドのクエストを進めることになったワイですが
そこでヘテロロマンスをする事になり泣きました。追い打ち攻撃がすげーや。
その相手が嫌いなわけじゃないが、それ以外のところでも1000%ヘテロみたいな描写を連続で見ることになって正直SAN値がゼロに近づく。
更にそのあとVのことが好きな女性キャラの想いを断る、という事もしなければいけなかったので、こうやって書き出していくと、どんだけつらい事を乗り越えたんだ?と笑えてきました。草。
そんな感じでクィアベイト男()に拒否されて、代替的なヘテロロマンスを見ることになり脳破壊されて、自分のことを本気で考えてくれている女性キャラの想いには応えられず、めちゃくちゃ疲れている時に
ケリー・ユーロダインという男から電話がかかってきました。
もうほんとに、本気で疲れていた。
ロマンスのこと以前にメインストーリーはどんどん終盤感が高まってきてて緊張もしていて、あーはいケリー何?(愛想ゼロ)て感じでした。
ケリー・ユーロダインはかつてジョニー・シルヴァーハンドと一緒に、ナイトシティで伝説的な人気を誇った Samurai というバントをやっていた男で、現在はソロ活動中。
一般人はもちろん、Vのようにナイトシティで生きる傭兵だとしても知り合う可能性のないスーパーロックスターなんですが、旧友のジョニーを介して、1000%ヘテロ描写で苦しんだクエストの途中で出会いました。
それまでケリーの存在自体は知ってたが、実際に会うのはその時が初めてだった。
そんな感じで知り合ってそのときに電話番号も交換したんですが。
知らない人からも当然のように電話がかかってくる主人公=サービスセンター扱いのこのゲームで、今度はケリーから電話がかかってきて
あージョニーのクエストを終わらせたから派生で出たクエストなんだな。
それしか思わなかったです()
でもそのクエストは楽しかった。ケリーがおもしれー男なので。
ケリーのことは実際に会ったとき「え、かわいいじゃん」と思っていた。
彼はジョニーの回想の中で男性とキスしていたので、実は一番最初にゲイか?と疑ったキャラでした。
ただそのあと、以前女性と結婚していたという話を聞いたので。あーまあ、あのキスは別にそれだけの描写だったか、と思ってそこで考えるのをやめた()
でもそれはともかく、実際に会ったら見た目とか服のセンスが好みだったし、常に悩みまくりで躁鬱状態(やばいやん)なキャラ自体は好きだったので、彼のクエストを2回やって、一件落着した感もあったのでこれで完了。と思った。
とくに期待しなかったから、がっかりもしなかった。
そしてメインストーリーをクリアしてエンドクレジットを4種類見終わりました()
あーこれで最後まで終わった、よね?と。
でもまあ、このままだと Cybepunk 2077 のゲイロマンス描写は低評価つけざるを…てことで、最終判断をする前に検索しました。
そしたら「このゲームには期待してたのに、ゲイキャラ一人しかいないじゃん」
という海外Gaymerの書き込みを見かけた。
え、誰?人格描写でゲイだった奴とか、一人もいなかったけど?
で、さらに調べた。もうけっこうプレイしたし、サイドクエストも主要なものはほぼやったから、手掛かりも絶対ないと思った。
そしてロマンス可能な相手の欄に書いてあったんすよね。
ケリー・ユーロダインと。
そして俺は Cyberpunk 2077 を再び起動しました()
男性Vの同性愛ロマンスの相手
そういうわけで、それはケリー・ユーロダインだった、わけです。
彼は前述通り、メインキャラであるジョニー・シルヴァーハンドが在籍し、かつてナイトシティで伝説的人気を誇ったロックバンド Samurai の元メンバーで、いまはソロ活動をしている。
ノース・オークの豪邸に住んで誰もが憧れるような成功を掴んでいるレジェンドミュージシャンだが、何不自由なくハッピーってわけでもないらしく、ジョニーを通して知り合った傭兵であり主人公のVに突拍子もない依頼をしてくる。

ジョニーの存在なしには絶対出会うはずもなかった人間であり、Vはジョニーとの関わりの延長線上で、あーはいはいわかったよという感じでケリーの頼みを聞くのだが、そうして二人で過ごして話をするうちに、ケリーはVに自分の素直な気持ちを打ち明けるようになる。

て、いう感じなのです。
しかしケリーが相手だと知って、素直に「嬉しい」とは思いました。
ケリーのことキャラとして好きだったので。
でも同時に、お前がロマンスの相手ってどうなるんだよそれは、と思いました。
俺たちただ車を爆破してなんの罪もない若い女性アーティストを脅したくらいしかやってないよね?(どんな関係やねん)
そのすでにやった2つのクエストで、親密な雰囲気なんて全然なかった。
それにその海外Gaymerのようにケリーのことをゲイと表現してるプレイヤーも居たけど、いや、ゲイ…か?ていうところもあったので(前述通り、女性と結婚してた話は具体的に出たが、男性との関係の示唆はその一瞬映ったキスシーンだけだったので)
そういうわけで、この色々を乗り越えてきてゲイロマンスをすごく求めてはいたが、不安のほうが勝っていてほとんど気乗りしないままケリーのクエストの続きを待つことに。
そして合計で3つのクエストをやりました。
OFF THE LEASH / 首輪を解き放て
ざっくり言えば、Vが前のクエストでケリーからの依頼をこなして、事がうまくいったのを祝う席に呼んでくれるという話。
もーほんまにお祝いはそっちだけでやればいいじゃん、別に影で手伝った傭兵は呼んでくれなくてもいいって()と思いながらぐだぐだ会いに行って
だからそんなムード出さなくていいってェーと、なぜかロマンスをしにきたのに遠慮しつつケリーの話を聞いたんですが
ちょっとロマンティックすぎるセリフを言われて膝から崩れ落ちそうになり、これだからロックスターはダメだよなと訳わからんことも思いつつ
ケリーと初めてキスさせていただきました。

このゲームを始めてから男性キャラとキスしたのは、これが初めてかなと思います。
こんなロックスターを振り向かせてキスするとか、やるやんV。
Vがキスしながら少しだけケリーと会話してくれたので、ゲイロマンス感がしっかりあって、めちゃくちゃロマンティックなキスでした(ぽわ~んてなるのやめてね)
いやなってねえし(キモいから照れるなよ)
でも、だから、だけれども、その時の雰囲気もあいまって、まあでも生きる世界が違うだろ?という気もしました。
要はちょっと遊んだだけだよなと。
ロックスターのケリー・ユーロダインと本気のロマンスとかありえねー、というか。
遊ぶっていうなら吝かではないよ()とも思ってたが、そういう”ちゃんとした”ロマンスになる気がしなかったのもあり、この期に及んでも完全に乗り気ではなかった。
ケリーのクエスト出るのがあまりにも遅かったこと、そのせいでネタバレなしでこのクエストを出来なかったこともがっかりすぎて、どっちかというとキスした嬉しさよりもそれ以外のウワアアアアっていうのも大きくなってました。
知らないでこれ出来たらどんなによかったか。
でもまだもう1つクエストがある、っぽい、という事はわかってたのでまた待機。
BOAT DRINKS / 船上のカクテル
で、まあキスしたから、次どうすんのって話で。
また延々と待っていたら、ケリーから「マリーナに来い」といきなり連絡が来て行くことに。スーパーウルトラロックスターなので誘ったら全員来ると思ってますねこの男は。まあ行くけど。
まあなんだ。ケリーに触れるのにクロームの手じゃ嫌だからヴィクのところで腕の強化部品を外してもらうなど()
いちおう気にしてみる。
そうして埠頭に行ったら船はデケーし、さすがはロックスターっすね、という雰囲気を出してくるなあ!!?!?!???!?
金持ってんな~(草)
こんなの買おうと思ったら億クラスですよね?????
みたいな。
でもまあ、それを見せつけたいとかいう事ではなくてVと話したくて、二人きりで過ごしたくて呼んでくれたんだよな。ありがとう。
て思ってたらいきなり目の前でギターを叩き割りはじめたのでここはツアーファイナルのライブ会場ですか?????????????????
お前wwwwwwwwwwwwwww
て思ってたら爆笑展開からの
あああああああああああああああああ(なに)
こんなん人生で経験することなさすぎるwwwww
どんな状況やねんwww映画かよ(ゲームです)
て思ってるうちにケリーとfuckしてました。
あー ロマンスありでのファックってすげーや()
Vのアプローチが e r o くて良かったし、情緒不安定男ケリーがメーター振り切れてるのが可愛くてホットでそれにめちゃくちゃ興奮した(お前もそうとうおかしいな頭が)
このゲームではですね、実はセックスワーカーの人がいてお金を払えば遊んでくれるんですよ。最初はそんなこと出来るんか!?って衝撃に気絶したが、それはロマンスではない。とはいえその描写はめちゃくちゃいい()けど
それと比べても、これは全然違う描写だった。
Vの反応も違う。
だからそれがすごいと思ったし
めちゃくちゃ、求めてるし、求められてる
アプローチやリアクションに明確に表れてる
それが死ぬほどHOTだった
何回も言ったような言わなかったようなだが、これはerogeではないので、そんなあからさまなものは無い!無いんだよ!(落ち着け)
だけど。
めちゃくちゃ、ほんとに、良かったです。
あークソ、ケリー…
お前の腰を掴んだ感触を知りたいよ(警察呼ぶぞ)
まあそういう事でね。
ファックでIQ1になってしまったのでよくわからなかったです(もう記事書くな)
とにかく、ベッドに横になって~朝になってました~
みたいなのは今更このゲームではやめてくれよ、と思ってたが、そんなことにならなかったし、IQ1になったので満足、しちゃいました。
でも I want you more な感じで、ケリーの可愛さに惚れちゃったかなというところです。
いろんな意味でぶっ飛んでたが、これを見て、たとえ遊んでるだけだとしてもこの関係でいいなと思った。それくらい自分的には気に入る描写だったし楽しかった。それで振り切れた、かんじです。
そして同時に、こんなことに誘ってくるケリー、可愛いな、ってちょっと本気になった。
そんな感じですたぶん。ファックした心情を分析するの難しいですが()
別にべたべたした関係じゃなくて、傭兵と雇い主の延長みたいな、こんくらいがいいよな。別にいつケリーが心変わりしようとそれでいいけどさ、二人で楽しめる時間があればそうしよう(本気で惚れるのやめてね)
いやでも本当に、なんか重すぎず軽すぎず、でも最高に楽しかった。
これから船見るたびに思い出したらどうしよう(しらねーよ)
3つめのクエスト???????????
で、パンツ1枚でナイトシティに放り出されてこれで終わりかー
と思ったらなんか知らんが3つめのクエストが出ました(状況が忙しいな)
これはほんとに全く知らなかったので、ここで急にまた完全初見。
それでまた待つんかいwwwww
て思ったが、実際にこのクエストをやってみて
ケリー、まあなんだ、お前のこと大切にするから一緒にいよう。ずっと。
て感じでした(いやわからんわからん戻ってきて)
最後は過激な描写はない。
だけど、あの船の事があったから気持ちが全然違いました。
そういう気持ちで、状態で、こういう時間を過ごしたのってゲームで初めてじゃないかな、と思った。
ようは劇的なことがあるわけじゃなく、二人の時間をただ過ごしたって話なんですが。
お互いに欲求があるとわかってる状態で過ごすと、こんなにも違うんだなというか。
その、ですね、セックスばかりに焦点を当てるのもどうかと思いますよ。その意識はありますかろうじて。
だけど、そういった描写があるからこそのリアルさ、お互いをどう求めてるかを知ることが出来たからこそ、日常で一緒にいてもそこにどういう繋がりや熱があるのかを意識できる。自分の想像に任せられてるのではなく、二人の間にある確かな感覚を感じられる。それだけで全然違うと思ったんですよ。でそれは、ファックしたからなんですよ(早口でキモいことを言うな)
まあ真剣に言ってるんですけどね…(そんなことを真剣に言うな)
寒暖差で風邪引く方もいそうだがそのノリで、真剣な感情的つながりの話に移りますが
ケリーが感じる不安とかそういうものは、たぶんアーティストでいる限り消えない部分あるんじゃないかなと思います。
俺には成功がどんなものかってのはわからないけど、ケリーが悩んでることは立場が違っても想像できる。
ケリーは充分成功してるのに、自分は充分じゃないんじゃないかって思ってしまうところ、その気持ちに親近感がわくし、こんだけ努力してきてそれを誇示することもあるが胡坐はかかないところ、こんだけのものを手にしてるのにそれに狂わず自分を省みられるのがケリーのいいところだと思います。
それは裏返せば自尊心の低さでもあると思うけど、ケリーは彼自身が思ってる以上に強い奴だろうから、それさえどうにかできればいつだって最強のロックスターでいられると思う。
で、ケリーは男性Vと一緒にいることで、たぶん
自分と戦う中で抱える終わりのない不安とか、現実が空虚に感じられてしまう虚しさとか、焦燥感
それをお互いに触れ合って忘れられる。
そしてそれ以上に、ケリーが恐れていて、しかし同じくらい愛しているジョニー・シルヴァーハンドという男を手放さずに、忘れられる。
あの男を認めながら、でもいま俺は違う男といるんだと否定できる。
ジョニーじゃない男を愛しながら、ジョニーを愛することができる。
まあそういうことなんだよね(いや何もわからねえよ)
どっちにしろ自分の飛躍した推測なんで長々と言っても意味ないから、簡単に説明するならば、ケリーはジョニーに対して複雑な感情を抱いていて、ケリーが男性Vと関係を持つことにその心理が影響してる、みたいです。
なのでまあ、そんなことを思ったよ、と。
そしてV自身としては、選択肢の選び方にもよるが、ケリーに呆れながらもケリーといる時間を楽しんでるVも見えた。
ケリーがめんどくせー男なのは明らかだが、Vはクールで異常に面倒見がいいのでめんどくせー男の面倒をうまく見ていると思います(草)
こんなめちゃくちゃだけど楽しい時間を過ごすのって、ジャッキーと一緒に仕事をこなしてた時以来じゃないかなという気もする。
あまりにも大変なことが多すぎたVには、ケリーとの時間が久々になんも考えないで楽しめる時間だったんじゃないか、って気も。
どんないきさつとか、状況とか、それぞれの思いがあったとしても、ジャッキー以外でそんな時間を過ごさせてくれたのはケリーだけだった。
願わくばVにとっても、プレイヤーである自分にとっても、そこに意味があると思いました(真面目)
今度こそ本当に物語を終えた感想
はい。勘違いではなくて今度こそケリーのクエストを、本当にクリアしました。
それでどうだったか。
ゲイロマンスとしてめちゃくちゃ良かったです。
このロマンス描写だけで判断すればアサクリヴァルハラと同じくらい満足しました。
親密な描写、関係。
あと性的表現は Cyberpunk 2077 のほうがすごいので、そこは、はい。よかったです(ニチャ)
リバーにフられた時に()、他に名前あるキャラとちゃんとしたゲイロマンスがあるならまあいいや、と言ったが、いいもなにも
自分個人の感情でいえば、ケリーとのロマンスは最高でした(手のひら返し)
ケリーが自分的に見た目が好みで、親近感のわくキャラで、そしてあんまり重苦しくない関係だったのも個人的にはよかったです。
こういう風に、ケリーともっと付き合っていきたいな、と最後に切なくなりました。
それでもしそういう未来で二人の関係がどう変化するか、それはその時に任せるとして。
余韻を残す感じで自分にはちょうどよかったです。
はあ、ケリーのことをチョロいおじさんと言ったけど自分も充分チョロいじゃねーかいい加減にしろ。
まあでもそんな事も含めて楽しかったです。
すごく。
と、いうのは個人的感情だけの話で、ゲームとして本当にどうなのか、そして、ケリーはゲイなのか?バイセクシャルなのか?その性的指向のことはどうなるん?ていうところとか、そこらへんも触れないわけにはいかない。
で、そういうのをまとめるために実況動画で最後だけ台本書いてコメントを入れたんですが、その土台の文章を(ブログ用に若干調整して)ここにも乗せときます。
言いたいことは主に3つ
1 システム面での不満は残るが、ケリーのクエストがすごくよかったこと
2 ケリーの性的指向と、ゲイロマンスのこと、そしてジョニーとの関係について
3 それらを踏まえても、ケリーというキャラクターに共感できるし、俺はケリーが好きだなという話
まず1、システム面での不満は残るが、ケリーのクエストがすごくよかったこと
これはもうほぼ言ったことなので軽くだが、ほんとに良かったと思います。
不満点は散々言ったように、ケリーのクエストに入るまでの時間が長すぎること。
そして「次のクエストがまだあるよ」というヒントが足りなすぎること。
ボートのクエストが終わった時点でケリーとのストーリー完了の実績が取れますが、そのパーセンテージ見たら4人のロマンス相手の中で一番少なかったです。
それが証拠にはならないけど、そういう事からも、ケリーのクエストに気付いてないプレイヤーが多いのではと感じます。
あとはこれはケリーだけの問題じゃないけど、プレイヤーの選択に重きを置いているゲームで、ロマンス相手の性的指向が固定されていること。
これは感想記事でも書いたし話が長くなるので端折りますが、この点は短所と長所が50:50な感じで難しいです。
だから一言でどうと言えないが、懸念点ではあると言っておきます。
ていうかんじで、客観的に、公平に見れば、ロマンスの面でゲームとしてのクオリティに疑問があるんじゃないかとは思いました。
だけど、個人的には、最後までやってケリーのクエストが楽しかった。すごく良かったと思いました。
で、なんで良いと思ったかなどをこのあとの2と3で掘り下げます。
2 ケリーの性的指向と、ゲイロマンスのこと、そしてジョニーとの関係について
動画を完成させるにあたりもう一回調べたんですが、やはりケリーはバイセクシャルのキャラクターみたいです。
動画内でも言いましたが、過去に男性とキスしていたし、過去に女性と結婚していたってのはやはりバイセクシャルだから、てことでしょう。
でも、そうなんだけど、ゲームでは男性Vでしか、ケリーとロマンスできない。
それがどういう意図なのかって事はようわからんので触れないが、まずはそれを不満に思う人も絶対いるだろうなってことです。
じゃあそのときになんで女性Vとロマンスしないかって理由はあるのか?と、考えたときに
まず考えられるのは女性Vはタイプじゃないだけ、という話。
異性愛者だからといって自分と異なる性別の人すべてに惹かれるわけじゃないように、それは異性愛者じゃなくても同じことですよね(誰でも好きになるわけじゃないってのは)。
だから女性のVがケリーのタイプじゃない、ってだけ、という説明も通るとは思います。でも、これはゲームシステム的にはご都合すぎるとは思います。
別の理由としては、ケリーが抱えているジョニーへの感情のこと。
自分的には、こっちのほうが何倍も真実味があると思います。
これは動画の途中でも言ったし、自分がプレイしながら本当に思ってたが、ケリーはVをVとして好きになれているのか?ってこと。
ジョニーという存在、彼への執着とか、恐怖、愛情、そういうものを取り払ってVを見ることはできないんじゃないかなと。
だからこそ、女性ではなく男性Vとの関係を持つことが、単純にこうとは表せないが、ケリーにとって意味があることなんじゃないかと。
そう考えたとき、じゃあVのことを好きになってるんでなければ、そのロマンスって悲しくないか?
てのはあると思います。それはVの幸せにもならないんじゃないかと。
でも自分はこの描写を嫌だと思ってなくて、なぜかっていうとそういう歪んだロマンス描写みたいなものがケリーに合ってるなと思うし、
Vにとってはいずれ真実になるかもしれないし、ならないかも、そんな過ぎ去るかもしれない愛だけど
こんな奇妙な人生を歩むことになったVでしか体験できなかったであろうロマンス
であることが、特別感があっていいなと思う。
それと同時に重すぎないとこもいいですね。ケリーが本気でVを思ってくれてるかわからないほうが、命の危険がある中で戦っているVにとっては、自分の感覚的には、そのほうがいいっていう感じがします。
それにこれはガチで単なる想像だが、ケリーがもしジョニーなしではVに魅力を感じなかったとしても、Vがジョニー自身ではないから好きになれる、っていう両価的な心理状態があり得ると思っていて。
ややこしいのですけど。ケリーは深層心理ではどうかはわからないが、ジョニー自身と本当に結ばれるとかは、望んでないと思う。
だけど、同時にジョニーを手に入れたいと思っているような気もする。
で、それを実現できるのはたぶん、(男性の)Vだけなんじゃないかなっていう。
だったら、ケリーはこのV自身を選んでいるともいえるから、いいんじゃないかなって。
まあお前は何を言っているんだ、という感じだが、まあ自分の中ではそう思います。
自分がこう言ってて一つ心配なのは、その周回でなにをしたかによってエンドクレジットの演出が一部変わるが、自分は4回エンドクレジット見たけど、ケリーのストーリー完了状態では一回も見てないので
ケリーのストーリークリア状態でそこの演出変化がある可能性が99%なんだが、それによって考えが変わる可能性もある、ので
それだけ怖いが、現時点ではこんな感じの感想です。
3 それらを踏まえても、ケリーというキャラクターに共感できるし、俺はケリーが好きだなという話
そんな感じでケリーというキャラにはゲームシステム的にも、人物像的にも問題があると思うけど、俺はケリーが好きだよっていう。
それは、ケリーと寝たからじゃなくてね()、影響ゼロとはいわないがそうじゃなくて
自分は成功がどんなものかわかりません。全く。
だから成功者として理解することはできないけど、ケリーが言う不安や、終わりのない苦しみの中で自分を証明し続けないといけない心理状態みたいなものは、すごく共感できました。こう言うと気取って嫌な言い方に聞こえそうだけど、アーティストっていう、安心がどこにも存在しない暗闇みたいなものに共感できた。それをわかっててその暗闇に居続けることとか、その暗闇の中で、いいものが出来たときだけ、一瞬だけ光を感じられるような。
こんな恐ろしいナイトシティを見下ろしながら屋上で言われたあの言葉が、その暗闇と痛みと恍惚の中に一緒にいてほしいって感じで、これってそれが要らない人にとっては最悪な口説き文句だと思うけど(草)、俺にとってはロマンチックすぎました。
だからあのセリフがよかったです。
だから、ケリーが好きだなと思いました。
でも冷静に考えて台本を書いてこれだけ言いましたが、まあ、ケリーがすごく好きになってしまったという気持ちもあって。
命の危険がある中で戦っているVにとっては、これもいい、とさっき言ったけど
もちろんそういう全てが切ない部分もあって。嫌ではないけど切ないっていうのもあります。
できることなら二人がずっと一緒に、と思ってしまう気持ちもある。
だからほんとに全てが難しいが、最終的に結論としては
自分は Cyberpunk 2077 のゲイロマンス描写に満足できました。
だから単純な感情じゃなかったけど、絶対にケリーは思い出深いキャラになるだろうと思います。
ゲームでこんな体験したの初めてなんで。
この先にそういう経験をするかはわからないけど、ケリーがそういう相手になってくれて良かったと思います。
動画でこれ以上細かく言うのは無理だな…と思って入れられなかったことは
ケリーをこういうふうなキャラクターで、このようなロマンスの相手にするなら、もっともっと掘り下げてくれたらよかったな~ということ。
そうしてたら、ケリーの魅力をもっと伝えられたんじゃないかな。
是非はともかく、ケリーって人としてだろうが恋人としてだろうがVと関係を持つにあたり、すごくユニークなキャラなのは間違いないので。
アフターライフの女王はジョニーへの感情はあるものの、V自身には1ミリたりとも惹かれていないのと対照的に、ケリーはジョニーへの感情と同時に男性V自身にも惹かれる。
ここらへんを見ても複雑な可能性を感じる。
バイセクシャルのケリーを両方のVでロマンス可能な相手にしなかった実際の意図がなんであれ、そういった部分をもっとポジティブな意味で興味深い描写にすることは充分可能だったんじゃないでしょうか。
ケリーだからこそ、そうできたはず。
それくらい俺はケリーのキャラを評価していますよ!!!!!!!!!!!(大声やめてください)
だからですね…そういうところに、ゲイキャラクターやゲイ描写の扱いとか、女性キャラクターの描写の丁寧さと男性キャラの扱いを比べると、本当に平等といえるオプションが実現していないことを感じたりもしました。
日本ではどうだったかとか当時のことがよくわからないのですが、このゲームは発売前にクィア表現をしっかりやると告知していたらしく、その前提もあったせいかけっこう怒ったり落ち込んでるプレイヤーもいるのを見ると、自分の評価は甘いかもとも思います。
リアルタイムで落胆させられる事の苦しさはわかってるので、自分が同じ心境で評価できない事がもどかしくも思います。そりゃ落胆したくはないけど、そういったプレイヤーたちの立場を考えると当時の落胆に巻き込まれなくてラッキーとかは思えません。
それでも、総合的に考えたらこのゲームは良い方じゃないかと思いました。自分は。
それに、やっぱどうしても俺はケリーが好きになってしまったし。
なので、個人的には満足、としました。
こういうゲームで固定描写でゲイロマンスを体験するのが夢かもしれない、とこの前書いたばかりなのだが、限りなくそれに近いものを味わった気がしました。
いきなり夢叶うのやめてwww
といいますか一番は固定の男性主人公でそれを体験することで、散々書いてきたようにこのゲームでの描写方法を考えても100%夢が叶ったとは言えないが、やっぱ限りなく近いものではあったと思います。
だからケリー・ユーロダインと会えてよかったです。ケリーありがとう。

実況動画
今まで録画した実況の中で一番おもしろいと思います(当社比)
自分が一番楽しんでプレイしただけかもしれないが。
いつもは感想記事ありきだったが、今回だけは動画がメインのつもりで作りました。
いや、そういう描写は入れられない、けど、キスシーンは問題ないから入れてるし、そういう部分も完全カットはしないで、断片的には入れました(当社比)
これでやっと!!! Cyberpunk 2077 で予定したすべての記事を!!!!書き終えることができました。
今年の6月から始めて約3か月。プレイできなかった時間もあるが、なんかさみしいですね。
さみしい、と感じるほどのゲームになってくれるなんて思ってなかった。
嬉しい誤算、てやつで。
楽しかったです。
実況動画は趣味で作ってるだけですが、このゲームは年齢制限や内容のせいもあると思うけど、実況者がほぼプレイしていないというイメージで、配信でも誰かがやってるのを見かけたこともなかったので、日本語の Cyberpunk 2077 実況動画を少し増やせた、ということはなんか嬉しいです。誰も見てなくても(草)
いや何回も言うが、80億分の1人くらいの人は見てくれてるかもしれないので、お付き合いいただき、ありがとうございました。
プレイ日記も、読んでくださった方がいらっしゃれば、本当にありがとうございました。
また次どうするかわかんないよ~になってしまいましたが、Cyberpunk 2077 は2作目がプリプロダクションに入ってるって事なので。
『サイバーパンク2077』続編『サイバーパンク2』が「プリプロダクション入り」と正式発表 – 電フェミニコゲーマー
完成するのはいつなんだ!!!ウィッチャー4もまだ出てないから相当先やろな!!!!て感じですが、2が出たらやりたいです。
2やるつもりならテメーDLCの『仮初めの自由』もやれよ馬鹿が…て感じですが
まとにかく2が出たらやりたいです(馬鹿野郎が)