というわけで、全ステしました。はい(はい)
あまりに小さい会場でやるから全ステできなかった(一生の恨み)去年のZeneration日本ツアーの悔しさとか、サンヨン班長に会いたいという気持ちをすべてこの2月に全身全霊でぶつけましたよ。
最終日泣きすぎてちゃんと見れなくてしっかりしてくれ自分、てなりました()
とても楽しいミュージカルでした。ありがとう。
読み終わる前に死ぬ長さの記事なので、例のごとく気になるところだけ読んでください(土下座)
愛の不時着 公演感想記事
【THE BOYZ サンヨン】ミュージカル『愛の不時着』初日感想
【THE BOYZ サンヨン】ミュージカル『愛の不時着』2/10、2/11公演感想
【THE BOYZ サンヨン】ミュージカル『愛の不時着』2/15、16、17、18公演感想
目次
-
- ミュージカル『愛の不時着』概要
- 感想① (ネタバレなし)
- 感想② (ネタバレ)
- 最後に
- 撮影可能日カーテンコール、会場ロビーキャストサイン画像等
ミュージカル『愛の不時着』概要
ドラマ『愛の不時着』を原作とした舞台。
ドラマ版は韓国で2019年~2020年にかけて放送。
日本では2020年に Netflix で配信。
それが韓国で舞台化されたのが2022年9月。
それから約1年半後の2024年2月、日本版が公演開始。
メインキャラクターの北朝鮮軍人リ・ジョンヒョク役を、Wキャストで ASTRO のユンサナさんと役者のハンスンユンさん。
メインキャラクターのユン・セリの元婚約者で実業家のク・スンジュン役に、こちらもWキャストで ASTRO のジンジンさんと
THE BOYZ サンヨン班長!!!!!!!!!!!
はい。というキャストです。ユン・セリとソ・ダンもWキャストで
ユン・セリ役はキム・リョウォンさんとリンジさん。
ソ・ダン役はジョンヨンさんと Weki Meki のチスヨンさん。
日本公演は有楽町よみうりホールで2月28日まで上演される予定。
(サンヨン班長は2月23日までの出演)
上演時間は前半65分、休憩20分、後半65分。
全編韓国語ですが、左右の縦型モニターに字幕が出ます。
感想① (ネタバレなし)
※
前回の記事でも書いたのですが一応。
この記事に書いている情報および画像は、99%自分で観劇したものをベースに作成しています。舞台の画像は撮影可能日(2/8~2/15)に撮影したものです。
もしあまりに似た書き方をしてたり画像載せてる人がツイッターにいたら、それは多分ですが儂の別アカなのでそっとしておいてあげてください()
甚だ自意識過剰クソ野郎ですが、とにかく転載とかではないんでよろしくお願いしますという話です。
『愛の不時着』ドラマ版感想
死ぬかと思ったがなんとか、ミュージカルを見に行ってる期間にドラマも見終わることが出来たので、手短に感想を。
ドラマ版も面白かったです。やっぱりヒット作だけあるなと思いました。
ラブロマンスのドラマはそんなに見ないので「あーもうあーーーあーー(^ω^)!!!」て見ててこっちが恥ずかしくなったりツッコミ入れてしまうところもあったけど
でも泣けました(結局泣く)
ク・スンジュンとソ・ダンのとこがね!!!!!
普段から何見ても主人公にそんな感情移入しなくてサブキャラに共感するほうが多いので、それはいつも通りな感じで。
ク・スンジュンは推しがやってる役だから、という影響は否めないが
ク・スンジュンとソ・ダンが一番好きだった。
キャラクターみんな個性あって相互関係よく描いてあると思うのですが、この二人が一番魅力的だった。自分にとっては。
でもなんにしろ、アジア作品らしい良さがあるラブロマンスだなとつくづく思いました。
欧米作品には、こういう風に奥ゆかしく相手を想うってパターンはほとんど無いと思うので(まあ最近のはあまり見てないからわからないけど…)
自分の気持ちを否定したい、好きになってはいけない、だけど気付いたら惹かれていて好きになっていて、でもやっぱり素直に認められなくて…
そういう行ったり来たりの気持ちや、自分が引いてもいいから相手を一途に思う気持ちなどを、ラブロマンスが好きじゃない人にも飽きさせないくらい他の要素、スリリングだったりシリアスな陰謀とかも交えながら描いている。
だから欧米作品にはない良さがあるし、ヒットしたんだろうなと誰やねん目線で思いました。
あとミュージカルにはほぼ、あるいは全く出てこないサブキャラも魅力的でした。チョン・マンボク(盗聴任務をやってる人)やセリの側近のホン・チャンシク、保険会社のパク・スチャン、北朝鮮でク・スンジュンの世話をするチョン社長、そして平壌のデパート社長のダンのお母さんなど。面白いキャラがいっぱい居て、要所要所で楽しかったです。
ドラマを見る最大の目的だった、ク・スンジュンのキャラを理解する、という事もなんとか出来てよかったです。
意外なことに一番共感できたのはソ・ダンでしたがwww
かわいそうなくらい不器用リアコ気味オタクは性別に関わらず、たぶんソ・ダンに共感すると思います()
あと関係ない自分の話なんだが、前に「おいTS異世界転生の精神的BLかよwww」と思って珍しく見てた韓国ドラマの『哲仁王后〜俺がクイーン!?』で主人公と恋に落ちる王の役やってたのが、愛の不時着でク・スンジュン役のキム・ジョンヒョンだった
という非常にどうでもいい話がありました(どうでもいいなら書くな)
でも韓国ドラマほぼ見ないのにそこで重なる事あるんか?と。
このドラマいまテレ東で放送してるらしいですw
異世界転生って書いたが正確には異世界じゃなく、現代のシェフ(男)が魂だけ過去の朝鮮時代の王妃の体に入ってしまう、という話。
サブキャラのホン別監(イ・ジェウォン)がイケメン可愛いから見て(しらん)
『愛の不時着』ミュージカル 総合・キャスト感想
はいミュージカル愛の不時着の話に戻りましょう。
ただ前に書いたりしてる事もあるので、なるべくまとめます。
総合感想
ほんとに面白かった。見に行ってよかったです。
最初はサンヨン班長を見ることだけを目的に行きましたが、行ってみたらミュージカル自体おもしろくて、この舞台を見る機会をくれた班長に感謝です。
小さな劇場で上演された舞台でしたが、この規模では最大限、セットやスクリーン、照明、音楽などで『愛の不時着』の世界観を表していたんじゃないかなと思います。
そもそも16話あって1話が1時間越えのドラマを2時間ちょっとの舞台にまとめてるのがすごいと思いますが。
もちろん元々ドラマのファンの方からしたら印象違うとこもあるかもですが、自分的には、とても良かったです。
キャストの皆さんも本当に良くて、みなさんがアドリブとか色んなことで、リピーターにも飽きさせない舞台を作ってくださっていて楽しかったです。
ミュージカルに通ったのは人生初だったんですが、生の舞台の臨場感、緊迫感、この歌何回でも聴きたいなあ、とか、今日はどんな演技が見られるんだろう、という新しい楽しさも体験できて、ほんとに良かった。
そして数日で終わってしまうライブと違って、3週間くらいずっとほぼ毎日推しに会える、というあり得ない圧倒的多幸感。
そしてサンヨン班長がほんとうに何もかもすばらしかったです。
一言で言ったらそれに尽きます。
最高の体験でした。
キャスト感想
ユンサナさん
ASTROさんはライブとか見たことなく、司会をしてるところとか、チャウヌ様がちらっとイベントに出てるのを拝見した、くらいで今回こんなしっかり見たのははじめて。
そしたらサナさんとても可愛くて、アドリブも毎回大サービスしてるしバリエーションめちゃあるしwww(たぶんアロハさんならわかる、みたいな感じで自分には元ネタわからないのも多かったけど、とにかく誰が見ても可愛かったし楽しかった)、インタビューちらっと聞いたら日本語も上手だし、人気なのも納得でした。
サナさんのジョンヒョクは、ジョンヒョクの人に心を閉ざしてるけど実はすぐ拗ねるところや、ひそかに好きな相手にデレるところをよく表現してらっしゃる感じで、とてもチャーミングでした。
好きな場面はアロマキャンドルを買ってきた時の「アロマ」の言い方www
このアロマていうのはサナさんだけのアドリブだったらしく、スンユンさんは言ってなかったので、サナさんならではのかわいい場面として挙げました。
とにかくサナさんがやるジョンヒョクの喋り方がすごく好きで、ずっと聴けるwwと思いました。
感情を込めた歌唱、序盤のもいいんだが、終盤のジョンヒョクの追い詰められた感情や悲しみが伝わってくる演技や歌が特によかったです。
THE BOYZ くんたちはもれなく全員独占欲が強すぎる奴ら'()なので、他グルメンバーをこんなに褒めると殺されるんじゃないか?と身の危険を感じるわけですが、サナさんの舞台を見られて良かったです。
ハンスンユンさん
この方は今回の舞台ではじめて知った方。2010年代に LUNAFLY というバンドで活動しており、いまは主に歌手として活動してらっしゃるそうです。
ミュージカル『愛の不時着』韓国公演では、ク・スンジュンを演じた方。
とにかく歌がめちゃくちゃ上手い。何度聴いても圧倒される歌唱。
いい声だし、ほんと良かったです。
演技も見やすくて、スンユンさんのジョンヒョクは強面な感じが出ていて、かつ、ジョンヒョクの自分で意識してない人たらし感もあってセクシーでした( ˘ω˘ )
サナさんと比べると、遠慮してらっしゃるのか積極的にバンバンアドリブをやる感じじゃなかったけど、途中から地雷踏んだとこで「え」って言ったり、第5中隊の4人がセリから防寒具をプレゼントされたのに自分だけもらえなかったあと「さむい」って日本語で拗ねたように言ってたり、自分が見たかぎり一回だけだけどセリの回想場面にて頭の上でハート作ってくださった回があり「えかわいいんだけど?????」とキュンとしましたwww
後半の回で気付いたので、他の回でもやってたか不明なのだが、地雷の場面のあとでグァンボムが去っていったあとに”あー…よかった”みたいな安堵顔してたのが可愛かったです。
控え目だけど工夫を見せてくれるスンユンさん萌えでした。
あと22日に見たときだけ髪をややオールバックにしてて、それがガチでかっこよかったのでもっと前からやってほしかった!!!と思ってしまいました。
当日観劇の人全員ハイタッチイベントの時、サンヨン班長とのハイタッチがうまくいかなくて(ハイタッチうまくいかないって何?)死にそうになってる儂に、この人大丈夫かな、無理せんでええよ、みたいな感じでハイタッチするのを待ってくれてたのも優しすぎて死にました。
ジョンヒョクやってる時は冷たい雰囲気もあるけど、近くでスンユンさん自身でいる時を見たら、とても柔らかい雰囲気の方でした。
班長には内緒だけどハンスンユンさんのポスターと写真も買った()
キムリョウォンさんとリンジさんのポスターも買ったんですけどね。
ジンジンさんは公演見てないのだけどサナさんは見たんだからポスターは買おうかなと思ったけど、他グルのだけは買えなかったw
15回見た記念ということでお許しください。
キムリョウォンさん
何度も書いて重複してしまうところもあるから短めにしますが、この方のユン・セリ本当によかったです。
うちのマッマも無理やり()ミュージカルに連れて行ったんですが、マッマは随分前にドラマを見ていたのでどうだったか聞いたら、リョウォンさんのユン・セリとても良かったと言っていました。ドラマのイメージに合っているそうです。
本当に演技も歌もダンスとかも全部上手い方で、ご自分のセリフが無くて舞台の端にいるタイミングで客席にペンサ(ファンサ)したり、他のキャストのアドリブに応えるようなアドリブを即座に入れたり、本当にすごい方…としか言いようがなかったです。
本当に生き生きしていて、見ていて元気になる。
そして笑顔がめちゃくちゃ可愛い。
最終日には日本語で挨拶もしてくださって。
これが初めての海外公演とは思えないパーフェクトなステージとライブ感を見せていただき、感謝です。
この方が日本で初めてやった舞台を見られて本当に光栄だったし、楽しかったです。本当にありがとうございます。
リンジさん
リンジさんのユン・セリもとても良くて、楽しかったです。
この方はけっこうコミカルな演技もやっていて、笑える場面を作ってくださってたのも印象に残ってます。
ユン・セリというのは本当は愛らしいんだが一見するとまったく可愛くないw人で、リンジさんはそういうユン・セリの飾らない感じをよく表現されてるなと感じました。
だけどジョンヒョクと触れ合っていくことで、本当は人を愛し愛されたいと思っているセリの本心が奥底から表れてきて、素直に笑えるようになっていく。
リンジさんのセリはそういうところを感じられました。
たしか2部で夜の公園にてジョンヒョクと歩く場面で、歌唱の途中(ただ光、のとこだろうか)でジョンヒョクが振り向くとセリがぱっとポーズを取るような演技があって、そこがすごく可愛かったです。めちゃ印象に残ってます。
ソウルの家でディナーを振る舞うシーンでは「はやく(食べて)!」て日本語セリフアドリブを入れてくださったり。かわいい。ありがとうございます(´;ω;`)
そしてハンスンユンさんとのデュエットが本当に素晴らしかったということ。
個人的な意見だが、セリとジョンヒョクが一緒に歌うところは、リンジさんとハンスンユンさんのが一番良かったです。
演技にしても歌にしても、リョウォンさんとはまた違った良さ、美しさや可愛らしさがある方で、この方のセリも見ることができて本当によかったです。
他のキャストの方々
ジョンヨンさんとチスヨンさんについては、ク・スンジュンと一緒のシーンが一番多いソ・ダン役なので前の記事で何度も書いており割愛しますが、お二方とも本当によかったです。
どちらのソ・ダンもそれぞれ好きです。
そしてサンヨン班長と舞台を駆け抜けてくださり、本当にありがとうございました。
お二人に支えられたことがたくさんあると思います。またお前誰案件ですが、いやでもそこはファンとして言いたい、感謝いたします。
お二人の素晴らしい演技と歌唱のお力もあったからこそ、ク・スンジュンそしてソ・ダンのストーリーに感情移入できたし、二人を好きになれたし、泣けました。
ありがとうございます。
第5中隊の部下4人もほんとにいい味出していて、みんなの演技を見るのが毎回楽しみでした。
特にピョ・チス(カンドンジュさん)が大好きすぎるwwwww
22日にはパク・グァンボム役のジヒョクさんが食事の場面で座る椅子がこわれて座れなくなる、というアクシデントもありびっくりしましたwwwケガなくてよかったですが。
23日にも椅子直ってなくて床に座ってて、ピョ・チスだけ椅子座ってておもろすぎましたww
キム・ジュモク(カンドンウさん)の全力歌唱とかかっこつけとか、クム・ウンドンの可愛いマンネ感とかも全部好きです。
みんな毎回全力の楽しい演技をありがとうございます。
社宅村の皆さんもほんと楽しくて、ヨンエさん(ピョジウンさん)と仲間たちwwも愉快すぎて、特にヨンエさんと人民班長ウォルスク(イミジュさん)の掛け合いが楽しすぎて、会えなくなるのがさみしかったですwww
そしてずっと書いてなかったけど、チョ・チョルガン役のホジュさん。
チョルガンというキャラはマジで極悪人なんだが、ドラマを見ていくと、どうしようもなく孤独な奴だなとも思う。
ドラマ版ではその心のうちは語られないけど、ミュージカルでは『コッチェビ(孤児)に生まれ』という曲にその心境が少し描かれている。
そういうチョルガンの孤独と怒りをホジュさんがすごい迫力で演じておられたから、このミュージカルにちゃんと『愛の不時着』らしい緊迫感も表現されていたと思います。
ドラマ版だと悪い奴けっこういろいろ出てくるんだが、ミュージカルではセリの兄もあんまり出番ないし、悪人の立場はほとんどチョルガンが背負っている。
だからホジュさんが怖くないと何もかもしまらなくなってしまうと思う。
その責任重大な感じの役どころを、毎回めちゃ怖い雰囲気で、冷たい怒りに満ちた演技と歌唱で表現してらっしゃって、とても良かったです。
サンヨン班長
もちろん、良かったです。すべて。
この舞台を見る前に、演技はまあ出来るでしょうとは思っていました。演芸の高校を卒業しているので。
それでも実際に舞台に挑戦してどうなのかわからなかったけど
ほんと想像以上に素晴らしくて、本当に見に行ってよかったです。
詳しいことはネタバレのほうに書きます。
歌のこととかも曲名と一緒に書きたいので。
ネタバレなし感想の部分は、最終日カーテンコールの挨拶の様子を書いて終わりにします。
サンヨン班長
最終日カーテンコール挨拶
日本語「みなさんこんにちは、ぼくは1、2、3、4、サンヨンです(^^)」
(ちゃんと指で1、2、3、4やってる)
韓国語
「ぼくは今回、ミュージカルに初めて挑戦したんですが、もう最後の公演を迎えてしまいました。
こうしてデビューするまで、一緒にいらっしゃる俳優の皆さん、スタッフの皆さん、色んな方々が協力してくださいました。そのおかげで、最後まで楽しくこのミュージカルに出演することができました。
ク・スンジュンとしては今日が最後ですが、これからはまた THE BOYZ サンヨンとして活動を続けていきます。
どんなステージにいても、皆さまのために、いつまでも挑戦し続ける姿をお見せします。
また、この後も最後まで駆け抜ける他のキャストの皆さまのために、最後まで応援お願いいたします」
日本語「いじょう、サンヨンでした!ありがとうございます!!」
と、かっこいいスピーチをビシッと決めてからの、階段をピョンピョンて勢いよく登ってステージ中段へ行き、横向きで跳ね回りながらワーイて客席に大きく手を振って帰っていくサンヨン班長が最高にサンヨン班長すぎて泣いた。
あと最近ドビ以外にもちゃんと1、2、3、4やってて偉すぎる。たこ焼き買ってあげようね。
サンヨン班長、初のミュージカル挑戦、本当にお疲れ様でした。
最高にかっこよかったし可愛かったし素晴らしかったです。
(※これ以降ネタバレです※)
感想 (ネタバレ)
最後の5回公演を見て
これがサンスンジュンを見られる最後の5回、と思うと、めちゃくちゃ悲しかったです。
と同時に、最後までサンヨン班長が舞台を楽しんで、自分のしたい表現ができるように、とそう思ってました。
あとマジで自分の体力が限界に近づいていたので、自分も最後まで参加できますように、と震えてました()
ビタミンのサプリをがぶ飲みしてね、うん(たくさん飲めばいいってものじゃない)
そういう悲しみボロボロ祈り状態でしたが、最後の公演も本当に楽しかったです。
サンヨン班長は公演を重ねるごとにク・スンジュンに馴染んでいって、歌唱のときもエモーショナルにどんどん演技を入れながら歌うようになっていらっしゃってですね。
めっちゃ贔屓目はありますけど、でもどう考えても伸びしろあるよなと思いました。
誰も信用できない世界で生きている冷たいク・スンジュン
それなのにナイーブなところがあって実は優しいク・スンジュン
どちらも演じられていたので、もっといろんな役に挑戦してほしいと思いました。
何より演技をのせた歌唱がすごく良かったので、ふつうの作品というよりはミュージカルにもっと挑戦してほしいと思いました。
イサンヨンにもっと歌わせてくれ!!!!!!
そして、わかっていたはずなのに声が美しすぎました。
儂が人生で好きになったボーカリストで、一番声がきれいだなとガチで思った。
まあバンドとかを聴いてきたので、超美声ジャンルじゃないからそう思う部分もあるかもだが、好きとか抜きにして色んな歌手と比べても本当に美しい声だと思いました。そして歌うま(さっきから既出の事実しか言ってない)
じゃあ今まで書かなかったことを。
そんな進んで書くような事ではないから今まで書かなかったけど、15回の中で、短いセリフを飛ばしてしまった回が2回ありました。
でも2回目はうまくカバーしてほぼ大丈夫だったのと、そういうミスがあっても、萎縮せずにちゃんと堂々と舞台をやりきっている姿を見て、余計に班長のことが好きになっちまったぜ。
それと同時に、カバーするのを助けてくれた他のキャストさんにも感謝します。
本当にありがとうございます。
それ以外には目立ったミスはゼロ。とにかく儂はわかりませんでした。
15回見た人が気付かなかったんなら無かったんじゃないの?(急に強気やめてね)
もちろんミスが無いのが一番いいですが、そういう事やトラブルもあるのが生の舞台だと思います。
あまりにひどい事とか怪我につながる事でなければ、そういうのを見られるのも舞台ならではで良い、と自分は思ってます。
観劇経験もほぼない儂が何様だという話ですが。でも映画やドラマは好きだし、その感覚で見ると、初挑戦で本当によくやってらっしゃったんじゃないかなと思います。
他のドビからも聴取(聴取)したので絶対だなと思ったんだが、やっぱ笑った顔はサンヨン班長すぎるんですよね。
ものっすごい悪役とかならそんな事にならないと思うが、ク・スンジュンが実はいい奴だから、班長が出ちゃってるとこもあったけどwww
あと胡散臭さもなさすぎましたwwwww
一見まったく信用できないけど実は、てのがク・スンジュンの良さの一つだと思うが、普通にいい奴そうすぎるもんwwwwww
それも可愛かったです。初舞台だからそれくらいでいいでしょ!!!
そういうこと以外は本当に、さっきも言ったが冷たい顔も優しい顔も演じられていたし、セリフがないときも細かい表情や仕草までしっかり演技を入れていて、ちゃんとク・スンジュンでした。
特にク・スンジュンは誰かと電話するシーンが多いんだが、相手と対面しないで表情を作るのって難しいと思うんですよね。それでも毎回すごく上手くやっておられたと思います。
総評としてすべて含めて、サンヨン班長を更に好きになる要素しかなかったです。
そして嬉しくて印象的だったことは、明らかにアイドルオタクじゃなくて愛の不時着ファンで見に来てる人が、ソ・ダンとク・スンジュンの場面で泣いてくれてた事です。
もちろんアイドルオタクも泣いてる人いたし。
全部嬉しかったです。もちろんそのストーリーの力とか、ソ・ダンの力、キャラのことを想うとそれだけで泣いてしまう、みたいな気持ちはわかるのですけど。
とにかく嬉しかったです。
ネタバレ感想の最後は、今まで書いてなかった曲の感想を書きたいと思います。
アドリブはちゃんとこの後にまとめてます。
劇中歌の感想
1幕
『風が吹くと』
セリとジョンヒョクがメインの歌だが、途中でク・スンジュン、ソ・ダン、チョ・チョルガンが歌うパートがある。
そのパートだけはどこか暗い、不安定な雰囲気。
ク・スンジュンが歌う中では唯一冷たい雰囲気がある歌で、マジかっこよくて好き。
このパートの前の「1月2万ドル?1月20万ドルだ」と金を払うからもっといい待遇をしろよ、とク・スンジュンがチョン社長に言うところの、2万ドルなんてバカにしてんのか?という笑いも好き。
『全てをもと通りに』
ソ・ダンとク・スンジュンの歌。
今までの冷たい雰囲気とは打って変わって、これからの事にすこし不安がありつつも明るくいようとする二人。
俺はきっと大丈夫だ、て考えようとするク・スンジュンの前を向く姿を表現してるサンヨン班長と爽やか歌声が良すぎる。
『偶然のような運命』(ドラマOST)
ドラマのOST(オリジナルサウンドトラック)。
ドラマではセリとジョンヒョクのための歌だけど(というかほぼそうだが)、ミュージカルではソ・ダンの歌唱からはじまる。その次にク・スンジュンが続いて歌う。初雪の前のシーンのところ。
あとこの曲はミュージカル版は歌詞がすこし変更されていて、英語の部分はすべて韓国語に置き換えられている。
翻訳字幕を完璧に憶えているわけではないが↓みたいな感じ。
永遠に思えたあの瞬間のように
偶然そばに来てほしい
いつでもいいから運命のように近づいて
そばにいて
儂はミュージカルから見たからそう思うのだろうが、この曲、歌詞は、叶わない恋を追いかけるソ・ダンとク・スンジュンが歌うから良い、と思う。
儂はこの歌詞聴くだけでつらくて死にたくなります()
マジでリアコオタク向けの歌詞(うるさい)
この曲と『二人だけの世界に行き』の最後のパートは4人で歌うんだが、サンヨン班長が加わることで全員の声がより調和する感じがきれいすぎて死ぬ。
『二人だけの世界に行き』(ドラマOST)
この歌詞もつらい。ほんとになんで?と思うのだが、愛の不時着のOSTの歌詞って叶わない恋みたいなものが多いんですよね。とにかくミュージカルに使われてる3曲はそういう雰囲気がある。
だからなのか、実は全部ソ・ダンとク・スンジュンメインで歌われてるのではとも思える。この曲も歌い始めがソ・ダンだし。
もちろんセリとジョンヒョクの関係にも呼応しているのだが、二人の場面はミュージカルオリジナルの楽曲とかでも歌われてるのに対し、ソ・ダンとク・スンジュンの場面はそういう曲が少ない。
そういった部分もあり、余計にソ・ダンとク・スンジュンのほうがこのOST3曲に呼応してる気がする。
2幕
『恋愛とはこうやるもの』
いつも楽しみだったク・スンジュンのソロ曲!!!
ドラマ版でスンジュンがダンに、恋愛はこういうもんなんだよ、と諭す場面があるが、そこから作ってる歌かと思われる。
サンヨン班長の楽しそうな表情が忘れられない(もう泣いてる)
この曲は可愛くて楽しくて、でも実は最後切ない。
「恋愛ってただ、もっと気に入ってほしいそんな気持ち、いつかは終わりを迎えるとわかっていても、二人なら永遠だと思えてしまう…」
そんなような歌詞が最後にありましたけど…。
ここだけ見ると、別に特別な歌詞ではないんだけど。
めっちゃ明るくて楽しい歌詞なのに、最後にこうして結ばれない感じが醸し出されるとこが泣ける。
だっていつかは終わりを迎えるとわかってるんですよ!?(!??)
『夕焼け』(ドラマOST)
ソ・ダンが歌ってから、ク・スンジュンがそれに応えるように歌う曲。
本当に好きな曲。この曲は、ドラマでセリとジョンヒョクの感動シーンで何度も流れるんだが、ミュージカルではダンとスンジュンしか歌わない。
これは儂の妄想ではなく()明らかに二人のために組み込んで再構成されていると思われる。
でサビの終わりの歌詞が、直接的な意味では「たとえ私の胸が狭くても抱きしめてあげる」というような歌詞なんだが
これを字幕ではソ・ダンとク・スンジュンがお互い歌えるようにか「たとえ私/俺じゃ物足りなくても、抱きしめてあげるよ」と翻訳されている。
良いよね(また泣いてるよね)
そしてこの曲を歌う時に、ダンとスンジュンは想いを確かめ合ってはいない。
伝えられてない。
でもこんなに想い合ってるんだ、という事がこの曲を歌うことでわかるんですよね。
うん。
そして原曲は女性が歌っているんだが、だからク・スンジュンが歌ったときならではの良さがあって、もうミュージカルのCD発売してくれよと思う()
サンヨン班長の歌うそのサビのフレーズ「비록 내 품이 좁더라도, 안아줄게요」が良すぎる。切なすぎるし美しすぎるし優しすぎる。
あともう1個どうしても。
たぶん曲リストには載ってないけど、この『夕焼け』のサビのメロディで最後にダンが歌う、ミュージカルオリジナル歌詞があるんですよ。
「言わなくても、お互いの目を見ればわかっていた、もう私たちはいつもお互いを、待っていたんだと」
若干の違いあるかもだがたぶん最後の韓国語のとこは
「이미 우리 항상 서로를, 기다렸다고」
ミュージカルだけでも泣けたけどドラマを見てソ・ダンとク・スンジュンのストーリーを考えるとつらすぎる歌詞だし
これが幸せな結末に重なる歌詞じゃないことが悲しすぎるし好きすぎるし(情緒終了)
そういうわけで歌が全部、よかった、ほんとうに、て事が伝われば嬉しいです。
🌹と🍜たまに🏬 アドリブまとめ
さて悲しい話はやめて最後のアドリブまとめをしましょう。
サンヨン班長、最終日までずっと素晴らしいアドリブを見せてくれてありがとうすき。
【🌹ソ・ダンが同級生に陰口を言われている所へ颯爽と登場する場面】
2/20
左から登場する時もう🌹出してソ・ダンに渡そうと意気込んでる感じ(初)
→からの🌹出して「会いたかった」
→同級生に向かって「会いたかった~会いたかった~イエー!!」で両手を\(^ω^)/て広げる。ニコニコ笑顔
(yesじゃないの可愛くて草)
2/21 昼
🌹出してジャーンって言ってから「めっっっちゃだいすきだよ♡」
→ダンをエスコートしながら「おいで」
→ダンの同級生達に、もはや久々の右手左手情熱的投げキスしてから「さよなら!」投げキスもう一回( ˘ω˘ )~♡
2/21 夜
🌹出しておまじないをかけるように薔薇の上で手をまわしながら「きれいにな~れ、きれいにな~れ、萌え萌えジャーン!」(ジャーン!?!?!?!)
→同級生に向かって右手左手と広げながら「萌え~♡萌え~♡ジャーン!」頭の上でハート
一番ツッコミが追い付かなかった日wwwww
オリジナリティが溢れすぎてすき。
2/22
🌹出して「きみは、ぼくのものだよ」
→ダンをエスコートしてから「ちょっとまって」
→同級生に向かって右手投げキス!左手投げキス!頭の上でハート作って投げキスしてないのにMwah😘の音(カワイイ)
後から考えてみるとサンヨン班長はエリックじゃないので()「きみはぼくのもの」的なことを口で言うことってほぼ無いと思うのでレア。泣く。
2/23
最後の薔薇アドリブ
左から登場する時に、🌹を口にくわえて登場!!!!!!!!!!!
(1回しまってから)ソ・ダンの所へ来て改めて🌹出して「ジャーン!」言ってから
「会いたかった?だいすき♡」
→同級生に向かって右手左手広げながら「萌え~萌え~キューン♡」頭の上でハート
サンヨン班長の面白かっこよくてかわいい所がすべて見られる最高のアドリブでした。
【🍜ソ・ダンを家に送っていき「ラーメン食べませんか?」と言う場面】
2/20
さっとかっこよくコートを脱いで「라면 먹고 갈래요?」
明らかにおかしいシチュエーションなのにセリフはかっこいい声で言うわ、顔はかっこつけてるわで何回見てもたまらん
2/21 昼
コート脱いでポケットに手を入れてかっこよく「라면 먹고 갈래요?」
上半身ばっかり見てたので気付いてなかっただけかもだが、ポケットに手を入れてるのに自分が気付いたのはこの日が最初
2/21 夜
コート脱ぐの無し。
「라면 먹고 갈래요?」て言ってから、🍜食べる仕草で「おいしくな~れ(^ω^)、おいしくな~れ(^ω^)」
てそこまで言って、はいやめます、みたいな感じでやめるwww
21日夜公演はいろいろ面白すぎてありがとうwwwww
2/22
いつもは「おなか空いたんだけど…家にラーメンありませんか?」と韓国語セリフを言ってからの定例セリフなんだがこの日は
日本語で「おなかペコペコ…」困ったような甘えるような顔で言って
からの韓国語で「家にラーメンありませんか?」→爽やか「라면 먹고 갈래요?」
これはラーメン食べさせちゃうよな()
2/23
最後の🍜アドリブ
最終日に果たしてセクシー回帰するのか可愛くやるのか!?
と緊張してたら
さっとコートを肩下まで脱いで、両手をポケットに入れて超いい声で
「라면 먹고 갈래요?」
めちゃかっこよく決まった。
最後はセクシーでかっこいいラーメンでした。最高でしたありがとうございます🍜
【🏬デパートで、ソ・ダンへの贈り物を探しに来たシーン】
というわけでデパートのアドリブは15回の公演中、3回しかやらなかったです。見られた人はラッキー!!!(だからテメェ誰なんだよ)
2/22
このシーンは暗転して平壌のデパートに場面転換、最初にク・スンジュン(サンヨン班長)が喋るという場面なのだが
暗転から照明がついて一言目
「ここはデパートです」(日本語)
ドストレート場所説明は死ぬwwwwww
会場めっちゃウケてましたwwwww
一言目は草wwwwww
アドリブうめえ、て思いました。だいすき。
はい、そういうアドリブ集でした。
ほんともう…
普段だったらやらないような事をク・スンジュンを盾にしてやりすぎる男で死にました(言い方)
いつも愛嬌も嫌がるしすぐ恥ずかしがるし、人のを見ることすらぞわぞわしてばっかりいる男なのに、こんなにやってくれる事ある!?!?!?!??
もう出来るなら普段からやれおまえ!!!もう!!!!!!!!!!!(もしもし暴言警察ですか)
好きなんだよ!!!!!!!!!!!大好きだよ!!!!!!!!!!!
いや捕まるのは班長のほうだから。班長が実はめちゃくちゃ出来る男だという事がわかりましたから。
この人出来るのにやってないだけです。裁判所にこの証拠を持っていきます。
有罪判決が出たら直ちに、罰として俺と結婚してもらいます。いいですね(罰って言っちゃってる)
最後に
はい、いい加減もう終わります。感想というか自分がミュージカルを見に行っての、心境まとめです。
このミュージカルを見るにあたり、できることは全てやって
全ステもそうだし(金銭的にも簡単ではないから悩んだ部分もあるが、俺は覚悟を決めた、と思って2/8の前に15公演分全部買って、8日に行ってみたらリピーターチケットが半額だったり☆)
手紙も全公演で出したし。ちゃんと15回。
まあ読んでないと思いますがwww
いつもクソ長ブログ書いてるので日本語なら訳無いけど、韓国語に翻訳してから書くのが大変すぎて、ミュージカル行く時間と愛の不時着のドラマを見る時間以外はほぼ手紙書いててマジできつかったけど()
でも、やりたかったし、自己満足だけどやってよかったと思います。
そうして全て全力でやって、やった結果的に、ずっとどこかで決意しないといけないと思ってたことを決意できました。
と、いつもならここでそれについてグダグダ書いていたずらに文字数を消費するところだが、何度書き直しても上手く書けなかったのでやめますが(やめんのかい)
そう決意して最終日見たことで余計に涙が出た、て感じです(わからん)
それに決意したって言っても自信はない。ボタンを押せば済むような事じゃないのでね。だから本当にとにかく、このミュージカルを全ステして良かったです。色々きつい事もあったし(このための資金調達含むw労働きついww)、ペンサも1回ももらえなくてマジで嫌われてね?と思ったりしたけど(不動のペンサもらえない協会会長)、まあ5、6回くらい目合ったし~()
とにかく、行けただけ奇跡だし幸せだったと思います。
言葉で表せないくらい感謝。
最高の思い出ですよね。
ペンサを1回ももらえなかった代わりに、サイン済みのやつでご尊顔は拝見してないけど、サイン入りポスターも入手しました。
自分で引いたわけじゃないけど…交換してくださったAROHAさん本当にありがとうございました。
すべて含めて2024年最高の思い出ランキング入りは決定しました。
あとはいろんな意味で今年自分が死なないことを祈願。
そして何よりも THE BOYZ くんたち、サンヨン班長が健康でいられる事を願ってます。
サンスンジュン、最高の時間をありがとう。
THE BOYZ サンヨン、あいしてるよ
最高の舞台を見せてくれて、ありがとう。
いつもそう思ってるけど、おまえが一番かっこいいぞ。
これからも応援してます。ライブもだけど、絶対また日本でミュージカルやってください。
ミュージカル『愛の不時着』にサンヨン班長を起用してくださった方、そしてキャストさんはじめこの舞台を作り上げた皆様、最高の舞台をありがとうございました。
もう今日が最終日ですが、最後まで無事走り抜けてください。
撮影可能日カーテンコール、会場ロビーキャストサイン画像等
愛の不時着 公演感想記事
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