せっかく行ってるから書くンだわ。
愛の不時着 公演感想記事
【THE BOYZ サンヨン】ミュージカル『愛の不時着』初日感想
【THE BOYZ サンヨン】ミュージカル『愛の不時着』2/15、16、17、18公演感想
【THE BOYZ サンヨン】ミュージカル愛の不時着 2/20、21、22、23(最終日)公演感想
目次
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- ミュージカル『愛の不時着』概要
- 感想
- 観劇しての感想① (ネタバレなし)
- 観劇しての感想② (ネタバレ)
- はじめてめっちゃ近くで見たら涙出てきた
- ク・スンジュンとソ・ダンのロマンスに共感しかないけど大丈夫?()
- アドリブ最高
ミュージカル『愛の不時着』概要
ドラマ『愛の不時着』を原作とした舞台。
ドラマ版は韓国で2019年~2020年にかけて放送。
日本では2020年に Netflix で配信。
それが韓国で舞台化されたのが2022年9月。
それから約1年半後の2024年2月、日本版が公演開始。
メインキャラクターの北朝鮮軍人リ・ジョンヒョク役を、Wキャストで ASTRO のユンサナさんと役者のハンスンユンさん。
メインキャラクターのユン・セリの元婚約者で実業家のク・スンジュン役に、こちらもWキャストで ASTRO のジンジンさんと
THE BOYZ サンヨン班長!!!!!!!!!!!
はい。というキャストです。
メインキャラクターのユン・セリもWキャストなのだが
そのお一人、キムリョウォンさんは韓国公演でも同役を演じた方だそうです。
日本公演は有楽町よみうりホールで2月28日まで上演される予定。
(サンヨン班長は2月23日までの出演)
この感想を書いていくにあたり、都度チケットがまだあるかは確認しませんが、一応公式サイトへのリンクを貼っておきます。
ともかく券種がいろいろ出ているので、公式サイトを一度チェックするのが◎
上演時間は前半60分、休憩20分、後半60分
→2/11に確認したら前半65分、休憩20分、後半65分
に修正されていました。
全編韓国語ですが、左右の縦型モニターに字幕が出ます。
【視力が悪い/眼精疲労などがある人へ】
平均的な視力なら見えると思います。しかしそうでない場合、劇場内は暗いので字幕モニターや、強いスポットライトが当たっている演者さんが見えにくい場合があります。
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- 遠くを見る用の眼鏡
- 目薬
- 双眼鏡
など対策アイテムを忘れないようにしましょう。
目が悪いと、3列目くらいでもステージ奥にいる人の顔は見えにくい可能性あり。
良い席が取れていても一応遠くが見えるように各自対策したほうが、全編快適に見られます。
感想
観劇しての感想①はネタバレなし。
観劇しての感想②はネタバレありです。
事前情報なしで観劇したい人は読まないように(大声)
観劇しての感想① (ネタバレなし)
これで全部で4回見て、もう大体のストーリーはわかりました。
ミュージカル化するにあたり省略してある部分は、やっぱドラマを見ないとわからないなとは感じる。
でも16話のストーリーを2時間強の舞台に集約してあるので、場面転換のテンポがよくなっていてリピートで見ても退屈しない。
またアドリブでその都度ちょっと変えてくれるシーンもあり、毎回楽しめます。
慣れてくると推し以外のキャストさんもよく見られるようになり、演技の良さが全体的にわかってくる。
メインキャラ以外の、ジョンヒョクの部下たちとか社宅村の皆さんとかも、みんな細かく味を出していてめちゃ楽しい。
全員書けなくて申し訳なさすらあるが、推し以外のメインキャラのキャストさんの感想を以下に書いてます。
大きなネタバレはないですが、キャラクター等についても書くので頭真っ白で見たい方は読まないほうがいいです。
ユンサナさん(リ・ジョンヒョク)
サナさんは高身長で声にも特徴があるので(普段を知らないので役柄上そう聞こえるだけかもだが)、キャストさんの中でも目立つ。
ジョンヒョクが出てきた時にすぐわかる。
あとジョンヒョクの朴訥なキャラクターがサナさんの演技と声音からよく伝わってくる。
サナさんは顔が可愛いから、ふつうに喋ったらジョンヒョクの近寄りがたさがあまり出ないかもしれない。でもそこらへんを、表情づくりや声のトーンでうまく作っていらっしゃるし、すごく良いなと思いました。
そしてアクションシーン映え1位。認めます(てめえは誰なんだ)
推しを1位にしたいけど、やっぱ身長高い人のアクションシーンは圧巻です。
すべてを公平に考えたらそうというだけで、儂の内心ランキングではすべて推しが1位ですが(あーはい)
サナさんのリ・ジョンヒョク好きです。
ハンスンユンさん(リ・ジョンヒョク)
Wキャストのジョンヒョクもう一方。
この方のジョンヒョクは1回しか見てないのですが
え歌うま…ってなりましたまず。
この方めっちゃ歌うまいですよね。ほんと詳しくなくて申し訳ないのですが。
そしてこの方は韓国公演ではク・スンジュンを演じた方ということで、ハンスンユンさんのク・スンジュンも見たいなと思ってしまった。
あと、サナさんがアプローチとして固くて静かな喋り方をしているのに比べ、ハンスンユンさんは朴訥な演技でありつつも結構はっきり喋っていたので声が聴きやすかったです。
これはどっちがいいという話ではなく、それぞれの味の話なのですが。
1回しか見てないからちゃんとわかってない所もあり、あまり色々書けないのだがハンスンユンさんのジョンヒョクも良かったです。
あと最初にク・スンジュンを取り押さえる時の力が優しい感じしました()
ありがとうございます。でも全然もっと強くやっていただいて大丈夫です(黙れ)
個人的には一番最初のサナさんが服もグッ!!!と鷲掴みにしてうなじが見えてたのが有難かったので(死ねよ)
はいすみません。
キムリョウォンさん(ユン・セリ)
この方。この方は韓国公演でもユン・セリを演じた方なんですが。
ほんとうに演技、歌、動きなどもすべてが洗練されている。
儂はメインキャラでク・スンジュンとユン・セリだけは一人のキャストの演技しか見ていないのですが、比較しなくてもこの方のユン・セリの存在感があるかないかで絶対変わってくるでしょ、と思えるくらい。
ほんとに劇場が狭く感じる存在感。
外見だけ見たらドラマ版のクール美人系のユン・セリより可愛らしくて穏やかそうな方なんだけど、ステージで見たらドラマのユン・セリっぽい(儂はまだドラマ全部は見ていないのだけど)
しかも個人的な話だが2/11に前の方に座ってたら上演中ご自分のセリフがないタイミングで客席に手を振ってらっしゃって、儂にも手を振ってくれて照れました(チョロい)
いやほんとこんな奴がリョウォンさんのペンサもらって本当にすみませんファンの方に土下座謝罪します。でもめちゃくちゃ嬉しかったです。ありがとうございます。
ジョンヨンさん(ソ・ダン)
この方が最初に見たソ・ダン。推しとのロマンスをね…される方ですが
ジョンヨンさんのソ・ダン好きなんだわ(好きなんだ!?)
この方はソ・ダンが周囲の人間に見せる冷たい雰囲気と、ク・スンジュンという特別な相手に惹かれていく心の揺らぎを絶妙なニュアンスで演じてらっしゃって、すごく惹きこまれる。
南から来た謎の男を警戒しつつも、そいつが自分の不愛想さに怖気づくことなく接してくれることに気持ちを変化させていく様子、それでもその気持ちを見せないところ。
ソ・ダンの心に壁がある感じがすごく伝わってくるというか。
だから余計にいいというか。
めちゃ好きです。
チスヨンさんは歌声がもう切ない!て感じなんだが、ジョンヨンさんも歌声がきれいなのと同時にすごく自然に演技の延長で曲を表現されている感じで、感情が伝わってきてそれで切なくなりました。
チスヨンさん(ソ・ダン)
ソ・ダンWキャストのもう一人の方。ASTROさんと同じ事務所の Weki Meki のメンバーの方です。
チスヨンさんの方を後から見たのだが、この方のソ・ダンはもっと柔らかい印象。
表情とかは冷たいんですが、こわいって感じはない。
やっぱりこう推しも含めてなんだが、(もう何度も演技経験を重ねている人は別かもしれないが)アイドルという職業を経験している以上、壁を作るっていうのは普段やってることと真逆だと思うのですよね。
だからその近寄りがたい壁みたいなものを表現するのは全員苦手なのかもと思いました。チスヨンさんだけじゃなく、推しのサンヨン班長もだしサナさんも。
愛想のよさというか、壁を感じないというか。人を拒絶する雰囲気がないというか。
ただ。
アイドルはつらくても感情を隠さなければいけない事があるでしょう。きっと。
だからこそ、ぱっと見た感じ壁はないけど、実際の気持ちは隠してるんだろうな
っていう、雰囲気はすごく出るよなと思いました。
サナさんのジョンヒョクは気持ちを隠すというより不器用なキャラなので、徐々に心を開いていく感じがある。だからちょっと例外だが
ク・スンジュンとソ・ダンていうのは、本当の気持ちを素直に表せないキャラなんですよ、はい(ドラマ最後まで見てないけど、たぶん)
だからそういう部分、チスヨンさんのソ・ダンすごく良かったです。
まあこの想像は全部俺の妄想かもしれないが()
個人の感覚的にはそのように思いました。
そしてチスヨンさんの歌声には切なさを掻き立てられる感じがあり、『偶然のような運命』とかいろいろ、歌パートで泣けました。
(※これ以降ネタバレです※)
観劇しての感想② (ネタバレ)
はじめてめっちゃ近くで見たら涙出てきた
ネタバレと言っておいていきなりこの項目ネタバレではないんだが()長すぎたのでこっちに。そんなくどくどとは書かないので許してください()
注釈席だったから見えない場面もあったけどめちゃ前で見ました。
さすがに最前じゃないけど。
でもサンヨン班長がすぐそこにいました。もうちょっとで触れられそうなくらい。
なにかの公演でサンヨン班長をこんな近くで見たの、1年半ぶりかもしれないマジで。
一番最初のTHE BOYZのライブ参戦以来。そして正直その時より近い。
ありえないくらいかっこいい。
このかっこいい人だれ。
サンヨン班長か。
イサンヨンか。
あーそうか。
まあ。
カーテンコールで一回もこっち見てくれてないですけどねえ!?www
4回見に行ってもペンサゼロ協会の会長には私が就任してますので。はい。
ねえなんで…俺のこと嫌いですか…キモオタでごめん謝るからこっち見て(一番めんどくせえ奴やめろ)
とにかくね
サンヨン班長の演技をこんな近くで見られて本当に最高でした。ミュージカル全体としてもやっぱ近くで見ると迫力が違う。
キャストさんの表情も良く見えたしすべてが最高でした。
ク・スンジュンのサンヨン班長、ちょっと SHE’S THE BOSS の Toxic Love ver のメイクに似てますね。
あのメイクけっこう濃いめだから、舞台用の濃いメイクと似てると思うのかも。
めちゃ好き。
もうほんとうに、次はいつこの距離で見られるんですか?
逆につらくなった(厄介)
ミュージカルと推しの輝きはほんとうに最高でした。
俺は過去に戻るなんて絶対嫌だね人間なんですが、こればっかりはもう一度時を戻させてくれ…
ていうか一番最初にライブ見たの1年半前なの?100年くらい過ぎた気がしてて死ぬけど?(話そらさないでね)
ク・スンジュンとソ・ダンのロマンスに共感しかないけど大丈夫?
大丈夫じゃないけど。
マジ泣ける。
この二人…お互い素直じゃない。
ク・スンジュンのほうは、遠慮なくソ・ダンにアプローチしてるように見えるんだが、心から素直に俺と一緒にいてくれ、とは出来ない。
自分はいい人間じゃないっていう自意識があるし、そもそも追われている身でだれかと自由に恋愛できるような状況じゃない。
だから迷いなくソ・ダンを求めることはできない。
ソ・ダンのほうは最初はジョンヒョクが自分との婚約を置いて、ユン・セリに惹かれている事にショックを受けてその未練がある。
だけどもク・スンジュンに、君を大切しない人間のことを考えるのはやめろ、みたいな風に諭されて何度も元気づけられて、迷いながらも惹かれる。
でもク・スンジュンと一緒になる未来なんてないとわかっている。
そもそも南と北の人間というだけで障壁があるのに、ク・スンジュンは犯罪者でその命を狙っている人間がいる。
北朝鮮で自分と一緒になってはくれないし、自分がク・スンジュンについていくなんて事もあまりに現実離れした話。
生きている世界が違いすぎるから、ク・スンジュンの好意を受け入れない。
そういうわけ(なに)
二人ともほんとうは、叶うなら一緒にいたいわけです。
はい。
それが叶わないと二人ともわかっているし、全部捨てて一緒になりたいとか言い出す人間でもないし状況でもない。
なのに最終的にはお互いのことを心から想ってしまうんですよね。
あーもう。
ドラマ最後まで見てないので細かい解釈違うかもしれないが、ミュージカルを見た感じはそう思いました。
なにがいいかって、すべてを捨ててすべてを犠牲にしてただそれだけを求めたら、もしかしたら、ほんとうにもしかしたらだけど、一緒にいられるかもしれない。
かもしれない。
でもそんなのやめよう。
そんなの、ありえないよね。
って二人とも思ってるわけです。
ドラマのラブロマンスのストーリーなんて非現実的なわけですが、この二人の認識は、すごく現実的だなと思って。
そこがいい。
好きなんだけど、一緒に居て、って言えない。
認めたくないみたいな。
その好きだっていう自分の気持ちを認めても、叶わないっていうのがわかってるから認めたくない。
ね。
(なに?)
ソ・ダンが自分の気持ちに素直になれないところにも共感できるし、ク・スンジュンが自分は自由の身ではない、自分はソ・ダンにふさわしくないから素直に求められないけど、でも簡単に想いを捨てられなくて応えてほしくて、みたいなのも共感できる。
…
うまく描いてあるなー(遠い目)
アドリブ最高
ラーメン食べませんか?シーン
2/8 ちょっといい声で言うだけみたいな感じ。かろうじてアドリブやった?てわかるくらい。
2/10 午前公演はちょっと上着をはだけて「ラーメン食べませんか?」
2/10 午後公演は上着を全部脱いで「ラーメン食べませんか?」(めちゃくちゃいい声でセクシーに誘うような表情で THE BOYZ サンヨンだったらあり得ないサンスンジュンでしか実現しない超最強セクシー)
2/11 上着を全部脱いで、低くて男らしい声で「ラーメン食べませんか」
いやもう男性的魅力やばすぎるだろ次の007やってくれよ(=最高)
ボンドがラーメンて言葉を発するかわかりませんが。でもラーメンという言葉の庶民的和やかな雰囲気を破壊するくらいやばい。
百貨店のシーン
2/10 午後公演のみのアドリブ。たしか百貨店が大きいなあ、みたいなセリフがあるところで急に日本語で「めっちゃおおきい」
いや可愛すぎるけどなに?それでなんで11日は言ってくれないのねえ言ってよ?(うるさい)
自分に陰口を言っていた知り合いの元へ行くソ・ダン。そのソ・ダンを助けに来たあとの投げキス
これは2/10の午後公演まで同じような雰囲気で投げキスしてたのに、2/11の午後公演で突然
右手左手の投げキスに合わせて「萌え萌え」
最後頭の上でハート作って「キュン♡」
日本語で。
総評: 死んだ(セクシーすぎて可愛すぎて)
もうほんとどんどんアドリブやっていただきたいです。
お願いします。それで今後生きられるか決まるから(やりづらいわ)
ちなみにリ・ジョンヒョクの、社宅村の女性たちへのサービスシーンみたいなやつは儂が見たパターンだと
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- キューピッドのように愛の矢を射る(サナさん2/8)
- 指ハートする(サナさん2/10午前)
- 情熱的投げキス(ハンスンユンさん2/10午後)
- 小さく両手をひろげて一回転してから、両手を頬に当てて愛嬌攻撃(サナさん2/11午後)
でした。
皆さんアドリブしてくださって面白すぎるし可愛すぎる。
と、いうわけでね!!!!!!!!!!!
楽しいミュージカルだからみんな見よう。
リ・ジョンヒョクはリ・ジョンヒョクでキスシーンあるし()、ク・スンジュンに限らず、推しへの思いが厄介オタクは死ぬかもしれないけど、泣けるから見よう(地獄へ誘うな)
厄介オタク以外はなんの問題もなく、とても楽しめるとてもいいミュージカルです。
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