Assassin’s Creed Unity プレイ日記【SEQUENCE 11, SEQUENCE 12】

アサシンクリード ユニティ のストーリーネタバレ&プレイ感想。

SEQUENCE 12 の結末まで書いています。

本編完結。時間かかって本当にすみませんでした。
実績に SEQUENCE 13 があったので隠しクエスト的なものがあるのかなと思ったら、DLCの Dead Kings が SEQUENCE 13 扱いらしいです(なんだよ!!!!!)
なのでこれで終わり、です。

アルノ…

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他のアサクリプレイ日記
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目次

 

前回まで

1792年10月31日。ジェルマン支部長がパリの飢饉を引き起こし、マリー・レベスクという人物がそれに加担していると知ったアルノ。
エリスと協力し、リュクサンブール宮殿でマリー・レベスクを暗殺。
新たな情報として、ルイ=ミシェル・ルペルティエという国民公会の議員が、ジェルマンに協力しているとわかった。

1793年1月20日。アルノは、ルペルティエ議員も発見し暗殺。
ルペルティエは明日、王が処刑されるとき、ジェルマンに見物席を用意すると約束していたようだ。ジェルマンを始末するまたとないチャンス。

1月21日。ルイ16世処刑の当日。
アルノはエリスとともに革命広場でジェルマンを発見。逃走されるが、エリスは自分が戦っているあいだに奴を追えと言う。
しかしアルノはここで分かれたら死ぬかもしれない状況に彼女を置いていけない。結局ジェルマンを見失う。

アルノはデ・ラ・セールの仇を討つ最大のチャンスを逃した。
エリスはアルノを責め、(あなたに)復讐する覚悟がないなら一人でやる、とアルノを置いて去る。

アサシン教団に戻り、ジェルマンの計画、王と教会を排除しテンプル騎士団の手でフランスの未来を築くという計画のことを報告しようとするアルノ。
しかし評議会は、度重なる命令不服従、無許可の暗殺、信条より復讐を優先してきたアサシン、アルノ・ドリアンを除名処分とする。
アルノは階級と肩書きを剥奪され、パリの教団から追放される。

 

SEQUENCE 11
『最後の手段』『アサシンの台頭』

1793年6月4日。教団追放から約4か月後。

ACユニティ SEQUENCE 11 画像

アルノはまた酒浸りになっている。酒場で酔っ払って追い出され、酒樽を盗んで、挙句の果てにそのとき父の形見の懐中時計を無くした。
二日酔い状態でそれに気付いたアルノは時計を探しにいく。
ギャングたちに盗られたらしいと思い出し、もぬけの殻になって荒らされているベルサイユ宮殿までギャングを追って行く。

ベルサイユでアルノはすべてを失う前の出来事を思い出す。父が生きていた時、デ・ラ・セールとそしてエリスと普通に過ごしていた時のこと。

しかし時計は見つからず。

もうすべての気力を使い果たした、という様子のアルノ。
だがそこでエリスが現れ、時計を渡してくれる。

ACユニティ SEQUENCE 11 画像

(なぜ彼女が持っていたのかは不明。アルノも聞かない)

だがとにかく、あんな別れ方をして理由もなくエリスが来てくれるわけはない。何か目的があるはずだと考えるアルノは、俺の助けはもういらないんだろ?と彼女を突き放す。
しかしそう言いつつも、なによりもエリスが大切で、自分のせいで君の父さんが亡くなってしまったことに耐えられないんだ、と彼女に伝える。
すべてその過ちを正すためにやっていたことだ。
だから、ジェルマンに復讐することよりエリスの命を優先した。
アルノは言い終わるとエリスからなにか言葉を聞こうとはせず、彼女がここに来た理由を聞く。

エリスによると、パリは崩壊寸前であり、ジェルマンが毎日処刑を行っている。
二人はパリに戻ることに決める。
ただアルノはベルサイユで済ませる用があるらしい。

その用事というのが、ラ・トゥーシュを始末すること。
ラ・トゥーシュは勝手な理由をつけて市民たちを処刑している。
捕まっている者の中には、青年期アルノの話の冒頭で時計を盗んだ、と追いかけてきていたあの兄弟まで居る。
アルノは(ついでに)兄弟を助け、ラ・トゥーシュを始末。
ジェルマンがマクシミリアン・ド・ロベスピエールと協力関係にあるという情報を手に入れた。

 

サーバーブリッジ『バスティーユ牢獄』

ラ・トゥーシュを暗殺したあと、またサーバーが不安定になる。

今度送られたのは1394年のパリ。周囲には鎧を着た騎士たちの死体。

ACユニティ SEQUENCE 11 画像

墓地とは表示されるがそれ以上の詳細は不明のまま進んでいくと、大きな建物からトレビュシェットのような投石器で、燃えた石か石炭みたいなものが飛んでくる。
主人公はその中をくぐり抜けてポータルへ飛び込む。

その建物は14世紀のバスティーユ牢獄だったらしい。

(歴史上これが何かの戦いなのかは調べてもよくわからなかった。治世でいうとシャルル6世の時代)

名場面たっぷりだったサーバーブリッジもこれで最後。

SEQUENCE 11 終了。

 

SEQUENCE 12
『最高存在』『ロベスピエールの失墜』『タンプル塔』

1794年6月8日。

ACユニティ SEQUENCE 11-12 画像

国民公会の議員ロベスピエールが主催する”最高存在の祭典”にやってきたアルノとエリス。

こんな昼間の見晴らしのいい広場、民衆の目と厳しい警備のなかでターゲットに近づくのは難しい。アルノは無理だと判断するが、エリスはテンプル騎士団流のやり方でロベスピエールを陥れるという。

作戦としては不利な証拠を集め、信用を失墜させること。そうすれば今の安全な立場にはいられなくなる。
二人は協力してロベスピエールが大量の粛清を計画した証拠を集め、それを民衆の目に触れるよう工作。
最後にロベスピエールに毒を盛って精神異常を起こす。
あとは勝手に自滅するだろう。二人は一度その場を離れる。

しかしどうやら、信用を損ないすぎたらしい。彼は逮捕されてしまった。翌朝には処刑されるかもしれない。
移送途中にどこかへ逃げたロベスピエールを発見し、(エリスの手際が良すぎて驚く場面ありつつ)ジェルマンの居場所を聞き出す。

ジェルマン支部長はタンプル塔にいるようだ。
一番最初にジャック・ド・モレーのシミュレーションで舞台となっていた場所。

今度こそジェルマンを倒す。

ACユニティ SEQUENCE 12 画像

アルノは別行動するのが少し心配な様子だが、エリスに「一緒に捕まるよりマシ」と言われて二手に分かれ、タンプル塔を捜索する。

ジェルマンは、冒頭ジャック・ド・モレーのシミュレーションに登場したエデンの剣(第一文明/かつて来たりし者/イスの技術を使った剣)を所持しており、その力で逃走しようとする。
だがアルノとエリスはタンプル塔の地下でジェルマンを追い詰める。

あと1歩で息の根を止められる、そこまで迫ったとき、アルノが瓦礫の下敷きになってしまいエリスは決断を迫られる。

アルノと共にジェルマンを追うか、一人でジェルマンに立ち向かうか。

エリスは、一人で立ち向かう方を選んだ。
ジェルマンはエデンの剣をエリスに向ける。

アルノはなんとか瓦礫から這い出し負傷した状態でそれを止めようとするが、間に合わない。

ACユニティ SEQUENCE 12 画像

エリス死亡。

アルノは何も言わず、立ち上がれないジェルマンを殺害。

ジェルマンはあるとき賢者として目覚め、タンプル塔のジャック・ド・モレーの宝物庫で手記を見つけて、自分が受け継いでいるものを自覚した。
そして自分が腐敗した騎士団を立て直し、新しい秩序を生み出すことを目指した。この変革期のフランスで混沌を味わった民衆が、制約のない自由を恐れるなら好都合だ。わずかでも混沌を味わえば、服従を望む理由がわかるだろう。
その計画が完遂される前にアルノとエリスがジェルマンを追い詰めたが
「人類をあるべき場所へ導くのが私でないとしても、誰かがやる」

アルノにそう言い残してジェルマン死亡。

 

その後、アルノはアサシン教団に戻りマスターアサシンとなっている。

昔は信条のことなど真面目に考えていなかったアルノだが、今はもう違う。
アサシンとして生きる決意をしたらしい。

数年後、ナポレオンと共にタンプル塔の宝物庫にやってきたアルノは、ジェルマンの骨を地下墓地の遺体の一つとして埋葬する。

すると、その記憶を確認した現代のアサシン、ビショップから音声通信。
ジェルマンの遺体は地下墓地の無数の骨の一つとなり、アブスターゴはそれを捜索しないだろうとビショップは言う。この賢者問題は解決した。

ビショップは主人公に、これからもアルノの見たものを探し続けて、と指示する。
必要ならまた連絡する。

 

エンドロール後、カフェ・テアトルに戻るとエリスからの手紙が箱の中にしまわれている。おそらくエリスが亡くなった時にアルノが見つけてしまっておいたもの、と思われる。
内容的にこれを読んで、SEQUENCE 12 終了。

メインストーリー完結。

ACユニティ 画像

 

攻略メモ

攻略メモは別記事に記載。

Assassin’s Creed Unity フルシンクロ(チャレンジ)攻略【SEQUENCE 11, SEQUENCE 12】

最後なのでフルシンクロしようと思うとかなり面倒な部分がありますが、今までよりはマシでした。
フルシンクロ無視すると逆に早く終わりすぎるかな、というほど。

SEQUENCE 11 は毒ガス弾が必要ですが、それ以外に特筆して必要なものはなし。

SEQUENCE 12 に行くまでにスキルもほぼ取っていると思いますし、道具も揃っていると思うのでそれで問題ない。ダブル・エアアサシンが出来ればOK。

 

まとめ

 

【SEQUENCE 11, SEQUENCE 12】ストーリーまとめ

▶ 1793年6月4日。教団追放から約4か月後。アルノは酒浸りになって父の形見の時計を無くすほど自堕落な生活をしていたが、エリスに時計を見つけてもらい彼女と話をしてもう一度戦う決意をする。

 

▶ ラ・トゥーシュを始末し、ロベスピエールという国民公会の議員がジェルマン支部長と協力関係にあることを知るアルノ。これが本当に最後の手掛かり。エリスとともにロベスピエールを追い詰め、ジェルマンの居場所を吐かせる。

 

▶ ジェルマンはタンプル塔に居る。一番最初のシミュレーションでジャック・ド・モレーが捕まった場所。アルノはエリスと手分けしてジェルマンを発見し、対峙。
戦いの結果、ジェルマンを殺害する。

 

▶ その後マスターアサシンとなったアルノは、戦いから数年後ナポレオンと共にタンプル塔の地下を再び訪れ、ジェルマンの骨を地下墓地の骨の一つとして葬る。

 

▶ 現代編主人公はビショップに、アルノ・ドリアンが出会った賢者問題はこれで解決とするが、引き続きアルノの見たものを調べるように指示される。必要ならまた連絡する、とのこと。

 

 

新たに出てきた人物はロベスピエールのみ。本編も完結のためいつもの形式での表記は割愛します。

 

 

やっとプレイし終わりました。

更新するまでに時間が空きすぎてすみませんでした。いや読んでる人がいるのかはわかりませんが、ちゃんと最後までやれよということで。

アサクリユニティ、面白かったです。全体的には。

でも、アルノの物語の締めくくりとしては納得できん!!!

と思いました。
ラストをプレイし終わったときは「…(これで終わりなん…!?)」となった。

 

そこが知りたいんだが…


結局アルノは最初、アサシンになりたくてなったというより、過ちを正すためにそれしか道はないと思ってそこに進んだ。
後半になってもその思いは変わらず、そのせいもあって教団から除名された。

それがなぜまたアサシンになったのか。しかもマスターアサシンにまでなった。
そして最終的に信条を自分なりに理解した。
そこにどういう気持ちの変化と経緯があったのか?
そして教団はどうやってアルノをもう一度受け入れたのか?

そこらへんが知りたいのにラストで全部すっ飛ばされてしまい、よくわからなかった。

(一応アルノが教団から除名されている状態と、SEQUENCE 12 終了後マスターアサシンになった後、両方のタイミングで評議会の中に入って確認しましたが、なんのイベントも会話もありませんでした。というか除名されてる時もふつうに中に入れるってどういうことなんだ)

 

終わり方が中途半端だと感じた


最後結局死んじゃうのかよ…と悲しむ暇もなく、いやなんでそうなるんだ!!!そしてなぜナポレオンとそこに来たんだ!!!
という疑問でいっぱいになり、悲しみに浸る余裕もないというか。

エリスとのストーリーは、結末以外は良かったと思います。

でも儂はユニティを2022年末から始めて、しかもヴァルハラのあと、いろいろあった後でやってるので…
物語の最後になって焦点を当てられるべき存在がアルノなのか、それともエリスなのか、ブレていると感じた。
ユニティもエリスにもっと焦点を当てるつもりの筋書きがあったかもしれないし。

なので一言で言うと、終わり方が中途半端だと思いました。
最初に言ったとおり、全体的には面白かったのですが。

ジェルマンを倒せたのは良かったし、エリスの助力あったとはいえ自分をもう一度奮い立たせて戦ったアルノはかっこよかったです。
でもジェルマンは自分が死んでも誰かが引き継いでくれる、という話をする。アルノ自身は賢者どうののことは知らないんだから理解してないだろうし、結局エリスを失っている。
なので勝った気分にはなれず、カタルシスも少なかった。

アサクリシリーズやっていて、ラストがこれかよ、と思ったことは前にもあるので壮大なカタルシスを期待していた訳ではない。
でも選択肢システムに疲れた精神と心が、ちゃんとしたエンディングを求めてしまっていた。
その結果よけいに、なんだこれ…と思ってしまった。

でも何にせよ良いエンディング、丁寧なエンディングではなかったと感じました。

 

アルノとエリスにいろいろ要素入れすぎでは


アルノはもうエリスのことしか考えてない人間なので、最後エリスとの関係がうまく描かれていればもういいよ、と儂は思いました。
が、既に言ったとおりそれも無く…という感じで。

エリスを守りたい気持ちが強すぎるが故に彼女を一人では置いておけない、言い方を変えれば彼女を信じきれないアルノの気持ち
それが最後まで変わりませんでしたが、そこに変化がついていれば良かったのにと思う。
最後まで彼女を止めようとするのではなく
彼女を信じて行かせる
または
二人で倒そう、とエリスに本気で訴える
みたいな一場面があったら、いろんな事があった結果アルノが変わったんだなと感じられたと思う。

アルノがそういう変化を見せてくれたらエリスもそれを感じ取っただろうし、結果がなんであれ二人の関係にもっと深みが出たんじゃないかなと。
自分の勝手な考えだが。

実際はどこまでも頑固なアルノと、エリスもエリスで変われない彼女自身、という平行線が最後まで続いただけで悲しかった。

それがアサシンとテンプル騎士の関係を表してるのかもしれませんが。
でも個人的にはせっかくこういう珍しいコンビを描いたのだから、最終的に離れ離れになってしまうとしても、最後に心が通う場面を見せてほしかったな、と思いました。

とにかく二人に重ねられた要素が多すぎて、エンディングに至るまでは面白いんだが、最後にそれが上手くまとめられない事により訳がわからない。
そういう状況になってる気がしました。

アサシンとテンプル騎士、彼女を守りたい男主人公と独立した女性キャラクター、結ばれない立場かもしれないが愛し合っている二人。
やっぱ要素多すぎるのでは。

 

以前アサシンクリード オリジンズのレビューコメントで、最後にアヤばっかり出てきてバエクが活躍しなさすぎる。自分はバエクと旅してきたのに、なんだこのエンディング。的な感じで怒ってる人を見かけたんですが
ユニティもちょっと似てるな、と思いました。

最後に心情描写のフォーカスがエリスに行ってしまってるような。
いやアルノは???
アルノはどう思ったの?どう思ってこうなったの???
と。やってる方は混乱するというか。

自分はオリジンズはそんな違和感なくプレイしましたが。ユニティはなんかな…

まあ、オリジンズをプレイした時点の儂は UBI がやった数々の悪行()を知らなかったため穏便な気持ちで見られたのかもわからんですが。

 

物語の語られ方がよくないが、基本的なキャラクターはよかったし、演技も良かった


ヴァルハラでブチギレて()、でも買っちゃってたし清算のためにユニティとシンジケートやる、といってユニティをプレイしましたが
とりあえず、アサクリをやるたびに部分的にすごく嫌な気持ちになるっていうのが継続しており、やっぱ自分はもうこのシリーズやらない方がいいんじゃないか?
などと呆然と考える。

でも儂は初期アサクリが好きだし、バエク先輩とアヤとカサンドラとアレクシオス好きだし男エイヴォルくんのこと大好きなんですが。何回も言うが。
(ハイサムや他のすてきなキャラたちのことは、プレイキャラじゃないから書いてないだけです)
その気持ちが非常にですね「もうアサクリなんかやんねーよ」と決心するのを邪魔してくる。

とりあえず清算1回目のユニティは、最後にまた「あー(ダメなパターンの)UBIだな」と思って終わったということで。

ユニティはこれでリリース当初バグだらけだったという話なので、酷評もやむなしか…。
アルノがかわいそうだと思います。描かれるべきものが描かれなかったんだとしたらエリスもかわいそうだし、とにかくユニティ不憫すぎる。

でも儂はアルノの事も好きですよ。過ちどうのは置いといて、キャラクターとして彼らに非はない。
お前どうしようもねーなあ…と思うところもあったが、性別どうこうじゃなくて、守りたいから信じて任せられないという不完全さが人間らしいし、その孤独がアサシンとして似合っているような気もするし、悪い主人公じゃないと思いました。

三木さんの声の演技と、たぶんモーションキャプチャーの役者さんの表情の演技がアルノを生きた人間にしていてすごく良かったです。
声の演技は歴代主人公を担当された方みんな良くて、各シリーズ感動する部分あり、今回も当然そう。
でもユニティならではの部分として、キャラクター性が色濃く出る表情の面がよかったなと。
選択肢システムが無い主人公だからこその、細やかで濃い感情が表現されていて、そこは特筆すべきクオリティで感動しました。

ここまで細かい表情が表現されているのは、映像技術とゲームシステム的にたぶんユニティ(とシンジケート?)だけでは…?
シンジケートは未プレイなのでわからんが、技術的には可能なはずなので。

ジェルマンと戦ったときのアルノの表情は特に、これだけでも見る価値あるなと思いました。
カタルシスのない結末、とは書いたけど最後の一連のムービー自体は良かったです。マジで。

エリスのことはもっとちゃんと描かれていれば、好きになれたと思います。いや嫌いな訳ではないが、彼女の思いがわからない部分が多すぎる。
最終戦の彼女のセリフには彼女自身の覚悟が込められていた。そういう思いを抱えていたんだなと。
それでもとにかく、彼女を理解する材料が欠けている感は否めなかった。

でもって儂に欠けてるのは、アサクリはもうⅢの時点で終わってんだよ、と認める気持ちですかね。
何年認められてないんだ。
認められなかった結果バエク先輩をはじめとしたキャラに会えたんだが。

 

はい。ほんとにまとめましょう。

 

アサシンクリード ユニティ 総合感想

※詳細感想はこのすぐ上、まとめ項目のストーリーまとめの後に書いています。

総プレイ時間 約43時間

ほぼメインストーリーのみ。
今回は記事を書くためにプレイをほぼすべて録画しており、その合計時間が約43時間でした。DドライブのHDD容量がとんでもなく減りました(当然の結果)

 

良かった点、評価ポイント


▶ 全体的には面白い。PCでプレイしたがバグもほぼ修正されていると思われ、ストレスはさほどない。

▶ 選択肢システムが無くてほんとに楽。最高。

▶ 選択肢システムが無いため、一つのストーリーに沿って描かれたキャラクターが非常に生き生きしており表情も最高に良い。

▶ フランス、パリの描写が美しい。それだけでなくクエストやムービーの演出などがとてもドラマチックで盛り上げてくれる。
ずっと派手な描写があるという意味じゃないが、味わい深くて注意深く見る価値がある。
とにかくビジュアル面の完成度が高い。

▶ サーバーブリッジという、18世紀以外のフランスへ一時的に移動する場面がすべて面白い。

▶ おそらくユニティならではのパルクール的動きがかっこいい。たまに意図した動作をしなくてかなり腹立つことあるが()、上手く移動できた時のかっこよさ半端ない。

 

あんまり良くない点


▶ ストーリーの結末にあまりカタルシスが無い
(せっかく選択肢なしの固定ストーリーでエンドロールもあるのに、これはもったいなかった)

▶ フルシンクロ(チャレンジ)はやはり面倒。

▶ かといって、フルシンクロ(チャレンジ)に挑戦しないとなるとおそらくゲーム内容が簡単すぎる。難易度バランスが微妙と感じた。

▶ ビューポイントにシンクロしたあと、ワールドマップ上のアイコンが鳥ではなくなるため見づらい
(近年作では鳥のアイコンは変わらない。ユニティより過去作はどうだったか忘れたため比較できないが、とにかくユニティ見づらい)

▶ ワールドマップのゴチャゴチャ感が異常。ヴァルハラでいうとずっと初期状態のヨルヴィックでプレイしている感じ。
表示するアイコンの種類を操作すればある程度マシになるが、結局すべて表示させてないと面倒な部分もあり、終始地図が見づらい。
宝箱などを消化してまとめてアイコン消そうと思っても、終盤でスキルを取らないと実質開けられない扉や宝箱などもある。
ここはストレスを感じた。

▶ 重要なクエストをやってる時に群衆イベントが起こるの勘弁してください。

 

という感じです。

敢えて上に書かなかったが良かったこととして、コートタイプではない衣装があるのは高評価(こいつまたケツの話してる)

とにかくユニティはビジュアルに一見の価値あり。特にムービー演出とキャラクターの表情。
プレイしていく上でワクワクしました。
ストーリーも、結末以外は良かったと思います。

結末がもっとちゃんとしていれば、最後のアルノの独白シーンはすごく感動できたと思います。
全体の結末としては微妙ですが、このシーンは単独で見ると内容もけっこう良く、「真実は無く、許されぬことなど無い」という教団の信条の意味について、アルノなりに考えた答えがよかったです。
近年作ではこの信条をあまり重視してないノリを感じるんですが(まあそもそもアサシンですら無いってのはあるが)、やっぱアサクリといえばコレ、という言葉なので個人的には雑に扱ってほしくない思いが。
アルノはそれに対し自分なりの答えを出しているので、ちょっと感動したし自分はけっこう納得できました。

ユニティは協力プレイが注目のシステムとして組み込まれてますが、今現在それ抜きでやっても普通に楽しむことはできました。協力?なんですか?()
結局現在、協力プレイすることは可能なのか?は実際やっておらず不明のままですが、システム自体は生きてるみたいです。
プレイ途中に何回か、オンラインの協力プレイに参加しますか?みたいな通知がありました(コミュ障のため参加はしていない)()

ユニティはアサクリ知らない人にオススメしたいタイトル、って訳ではないが、シリーズプレイヤーならやって損はないと思います。コンプとかフルシンクロに拘らなければさっとクリアできますし。

ただマジで UBI このk と思っている人は、またイライラする可能性あるのでやらないほうが良いかもしれません(そんな人はそもそもこれを読んでないか…)

詳細感想のほうで書きましたが、オリジンズの後半バエクの存在感うすい…等が嫌だった人には合わない可能性。
かといって女性キャラクターがすごくフォーカスされている訳でもないので、ほんとにそこはどうしようもねーなという感じです。
(UBI はユニティのアサシン教団くらい歩んでいく方向性が定まってないのでは。この頃も、そして今も訳わからんことをしている…)

でも儂は総合的にはやってよかったし、アルノに会えてよかったです。
アルノが精一杯やったのはわかってる。
すごく良いやり方じゃなかったかもしれない、でも、がんばったよな……
いつかの時点でアルノが幸せになれたことを願いたい。

 

このあとどうするのか。予定でいくとシンジケートだが、果たしてプレイ日記を書けるのか。ちょっと問い合わせ窓口が混みあってるようで…(ヒドゥンブレードで刺すぞ)

やっぱ古い作品なので読む人もあんまおらんだろうし、自己満足で書けるかどうかというところ。面白いと感じられれば書けると思うが。
ユニティが攻略含め想定外の作業時間かかる記事になってしまい、自分の首を絞めた感はありました。馬鹿です()

とにかくまずはプレイできてから、話はそれから…

古い作品のプレイ日記でしたが、最後まで読んでくださった方がいれば感謝いたします。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

投稿者: Ugo

Eager for the world of other sun.